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はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

柿どろぼう

2007年11月13日 | 雑談
これは、私の会社の人の庭で生っている柿です。
毎年、いただくのですが、今年の柿は例年になく大きいとか。
この柿が、とても甘くておいしいのです。
そして、今年の甘さは格別♪
お店で売っている柿は、まろやかで上品な味ですが、この柿は、ちょっと硬めで、素朴な味です。そして、甘みが強い。
こんなおいしい柿が庭で生るなんて、うらやましい限りです。
聞けば、落ちた葉を根元に入れて、油粕をまいているだけとか。

この人の家で、ある晩、家の周りで何か物音がしたそうです。
9時ごろだったと言います。
そーっと外に出て、家の周りを見回したところ、中学生くらいの子供が柿の木に登っているのを発見。
「何やってるんだ!」
と怒鳴ったところ、3人いた子供の1人は逃げましたが、1人は逃げそこね、もう1人は木に登ったままなのでその場で観念。
聞けば、塾帰りの中学生だったそうです。

「柿を盗むのも泥棒だ。君たちの親が良い高校に入れようと、お金を出して塾に通わせているのに、泥棒したということがわかれば、高校にも行けなくなるぞ。警察や学校に言えば、どうなると思う?」
というと二人とも
「警察には言わないで。」
と泣き出したそうです。
そして、そのうちの1人が、
「僕は、たいして柿には興味がなかったけれど、誘われたから。」
と答えたそうです。
「いくら友達でも、誘われたとしても悪いことは、はっきり断らなければいけない。それにしても、お隣の家にも柿がたくさん生っているのに、どうしてこの家の柿を盗んだのか。」
と聞くと、
「こっちの柿のほうが大きくておいしそうに見えた。」
と答えたそうです。
取った柿を全部出すように言うと、5個差し出したそうです。
それをそのまま子供たちに持たせて、
「これからは、欲しければあげるから、言って来なさい。黙って盗ってはいけない。」
と言って帰したとか。

子供たちは、その柿を家に持って帰って家族ににどんな風に話したのかなと思いました。
黙って食べちゃったのかなぁ。

昔はよくあった柿泥棒やスイカ泥棒。
今は子供たちも贅沢になって柿の木なんか見向きもしない子供も多くなったように思います。
泥棒は良くないけれど、いまどきの柿泥棒、可愛いじゃんと思ってしまいました。

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