はーちゃんの気晴らし日記

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アパートの住人

2007年11月12日 | 雑談
私が現在住んでいるところは、1棟に4世帯入れる集合住宅です。
私たちは、1階部分にいますが、お隣は、ご夫婦と小学生と2歳くらいの女の子の4人家族が住んでいて、2階には中年の男性が1人で住んでいます。
残るもう一部屋は空室になっています。

お隣の住人は、何年もそこにいるので、顔なじみです。
以前、つばめのヒナが蛇にやられたとき、私の叫び声を聞いて真っ先にかけつけてくれたのは、そこのご主人でした。
本当はペット禁止のアパートなのですが、短期間ということで、特別に3匹の同居を許可してもらっている手前、お隣には神経を使っています。
でも、集合住宅とはいえ、ここはよくできていて、お隣の物音はほとんど聞こえません。
犬の鳴き声がうるさいのではないかと心配していたのですが、
「本当に3匹も犬がいるとは思えないくらい、静か」
と言われます。
家の中では、結構吠えているので、気になっていましたが、安心しました。

引越し後、お隣と2階の住人に挨拶に行きました。
2階に、人の存在は感じるのですが、どんな人が住んでいるのか全然わかりませんでした。
男性なのか女性なのか一人なのか家族がいるのか。
なんとなく気持ちが悪いけれど、一応挨拶しなくちゃと思い、普段の日は遅い時間まで留守のようなので、休日の夕方行ってみました。
ピンポーンとチャイムを鳴らすと、出てきたのは中年の男性でした。
しかも上半身裸で、トランクス1枚の姿でした。
「下に越してきたものです。短い期間ですが、よろしくお願いします。」
と私が言うと、私の家のほうを指差して
「ああ、家を建て替えるっていう人ですね。」
と言って、その時になって、初めて自分の姿に気づいたように、あわてて両手で交差するようにトランクスの前に手をやり
「こんな格好ですいません。」
と言いました。
笑いながら、持って行った菓子折りを差し出すと、
「いや、ありがとうございます。パンツ一丁ですいません。」
と片手で菓子折りを持ち、もう片方でまたトランクスの前に手をやりました。
笑いをこらえていると、また、
「こんな格好ですいません。」
とぺこぺこ何度も何度も頭を下げます。

私もすぐに引き上げてきて、部屋に戻って家族にその話をしました。
娘は
「へえ男の人がいるんだ!どんな人だろう?こんなに広い部屋に一人で住んでいる男の人って一体どういう人なんだろう?」
と盛んに興味を持っていました。
というのも、今私たちが借りている部屋は、娘たちのアパートに比べると、かなり広いのです。
部屋数は二部屋ですが、6畳と9畳あり、14畳のリビングダイニングがあります。
そのほかに押し入れも大きなものが各部屋についているので、私たち3人家族の荷物は、全部おさまってしまいました。
よく、
「アパートじゃ狭いでしょう?荷物はどうしてるの?どこか別の場所に保管してもらっているの?」
と聞かれますが、特にそんなこともないのです。
もっとも家具もだいぶ捨てましたし、ダンボールに囲まれて生活しているというのもありますが。

昨日の夕方、買い物に出かけようとして、玄関を出た途端、階段から下りてくる2階の中年男性とばったり会いました。
引越しの挨拶をして以来のことです。
会うなり、
「良い家ができそうですね!」
とニンニクの臭いをプンプンさせながら、言われました。
臭いがうっ!と来ましたが、
「ありがとうございます」
と答え、ふっとその男性を見ると、髪はびんびんのリーゼント。
まさにこんな感じ

去っていく後姿を見ると、黒いジャンパーの後ろには大きな龍の刺繍がありました。
あの「パンツ一丁ですいません」と言っていた男性とはまるで別人のようでした。
バイクにでも乗って出かけるのかなと思っていたら、スポーツタイプの車に乗って、ブーンと出て行きました。
まるで高橋ジョージみたいでした。

そういえば、顔も似てるかも。

悪い人ではなさそうですが、不思議な人だなとちょっと興味を持ちました。

アパートに越してきてから一月が経ち、すっかりここでの生活にも慣れてきました。
家賃さえなければ、ずっとこのままここに住んでも十分なくらいです(笑)

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