久しぶりのお風呂と散歩

まめが転がしたサッカーボルがベッドに乗っていました。
ハイジはそのボールにあごを乗せてみるのですが、ボールがコロコロ動いてしまい、それに合わせて自分のあごもあっちこっち動いて乗せにくそうでした。

でも、すっかりボールをモノにしたようです

ボールにあごを乗せて落ち着いて眠り始めました。
この姿を見て家中で笑いました。
存在だけで私たちを癒してくれるハイジです。

このところハイジは、だいぶ落ち着いてきたなぁと安心し出す頃、嘔吐と下痢をするというパターンが続いています。
それが一週間に一度、毎週火曜日になるとそれが起きるようになっています。

先週、山梨の先生が我が家に寄りハイジの採血をしてくださいました。
病院に戻って検査結果を報告してくださったのですが、ハイジの腎臓に関する数値はほぼ正常値に戻っているそうです。
なので、現在のところ腎不全による尿毒症の心配はなくなりました。
今後も点滴は続けなければなりませんが、現在は一日に一度行っている点滴が、今後の状態によっては二日に一度に回数が減るようになるかもしれません。
腎不全の症状は解消されたはずなのにそれでも周期的に下痢と嘔吐が起こるというのは、ほかに原因があるとのことでした。
血液検査の結果、ひっかかったものがありました。
それが電解質カリウムの数値でした。
普通、腎不全の場合はカリウムの数値が低くなってしまって食事などに混ぜて足すくらいなのに、ハイジの場合は逆に高い数値がでました。
それは、ホルモンに異常があるのかもしれないとのことでした。

ネットで調べてみました。
ハイジにぴったり符合する症状が見つかりました。
アジソン病というものです。
症状としては、
＜元気がない、無関心、食欲不振、下痢、嘔吐、震え、体重の減少、水を大量に飲む、尿の量が増えるなどがあらわれる。＞
というものです。
かかりやすい犬種は、
＜プードル（トイ・プードル、ミニチュア・プードル、スタンダード・プードル）、コリーなど＞だそうです。
すべてがハイジに当てはまります。
これは、副腎皮質ホルモンの分泌量が低下することで起こる病気だそうです。
ハイジの下痢と嘔吐の原因はこれかもしれないと考えていた時、先生から連絡があり、
しばらくステロイドを飲ませるよう言われました。
ハイジは甲状腺ホルモンの分泌もよくないので、甲状腺の検査をしてからでないとステロイドは飲ませられないらしく、先生はハイジの血液を検査に出してくださっていました。
その結果、甲状腺はまぁまぁなので、ステロイドを飲ませてもＯＫということでした。

まだ飲ませてからあまり日にちが経っていないので、どうかわかりませんが、ハイジは落ちついているように見えます。
以前ならステロイドを飲むと、食欲旺盛になっていたのに、今回は、ステロイドを飲んでも食欲は出てこないようです。
でも、見た目は元気そうです。
お風呂の許可も降りたので、久しぶりにお風呂に入りました。

やっとモコモコのハイジになりました。


こうして眠っている姿はおばあちゃんというより赤ちゃんみたいです。


昨日は久しぶりに散歩にも連れて行ってみました。


ハイジにとって一年ぶりくらいの散歩です。
抱っこかばんに入ったハイジは、私のコートから顔を出して、あちこちものめずらしそうにキョロキョロ見ていました。
少しは外の景色に関心を持つようになったのかなぁ。

明日は恐怖の火曜日です。
ステロイドが効いて、下痢と嘔吐が起きませんように。