京都、ぼったくられの旅

まめたろうの出産で中断してしまった関西行きの話がまだ残っています。
今更という感もありますが、どうかお付き合いください。

６月の末日、朝早く家を出て京都へ向かった私達は、新幹線に乗ってから降りるまで、ほとんど眠りこけ、食事どころではありませんでした。
京都に着いた途端、空腹を感じ、どこかで朝食をとろうということになりました。
駅のロッカーに荷物を預けてお店を探すと目の前はレストラン街。
朝、早かったため、開店しているお店は、少なかった。

さて、何を食べようということで、簡単にトーストとコーヒーでも良かったのですが、せっかく京都だからと、和食の店に入りました。
入ってみると、朝粥セット、朝ご飯セットなど、３～４種類のメニューしかなく、そこから選びます。
私達はおにぎりセットを頼みました。
刻んだお漬物が乗ったおにぎりが２個と小さなどんぶりに入ったうどんが出てきました。
それで６００円。
具は２個とも刻んだ漬物ですよ～。
いくらや鮭や明太子が入っているわけじゃないんですよ～。
「高すぎだよね？」
というのが私達夫婦の共通の意見でした。
だって、家の近くの和食のレストランなら、８種類のにぎり寿司に大きなどんぶりのおそばかうどんで１０００円ですよ～。

そして、昼食は、南禅寺のそばの湯豆腐屋さん。
南禅寺といえば湯豆腐らしいので、これは是非体験したいと前々から思っていたので、気分がウキウキでした。
どんなにおいしいお豆腐が食べられるのだろうと、期待は膨らみました。
行ってみれば、南禅寺の周りは湯豆腐のお店ばかり。
お店を探すより、どの店に入ろうかと迷いました。
金額もどこもほぼ同じ。
多分、味もそうは違わないだろうというので、南禅寺に一番近いお店に入ることにしました。
雰囲気も良い感じでした。
お店の入り口

湯豆腐セットで２７００円也。
ほかのお店もだいたい３０００円前後でした。
安いほうかな？と思いました。

お店の外観


おそばや丼物など、ほかのメニューもあるのですが、みなさんお目当てはやはり湯豆腐セットらしく、お店の人も当然のように
「湯豆腐セットでよろしいですか？」と聞いてきます。

湯豆腐

セット

田楽、ゴマ豆腐、和え物、お漬物
これで、２７００円ですよ～
もちろんビールは別料金です（笑）

味ですかぁ？
普通ですよ～
ゴマ豆腐なんか、味もコクもなかったっすよ～
それに一つ一つ見てみてください。
入れ物ばかりデカくて、中身はすっごく少ないでしょう？
これなら、ひなさんのうちでごちそうになった『豆腐屋ジョニー』の方がよっぽどコクがあっておいしかった。

＜行きつけのスーパーでやっと置くようになった
『風に吹かれて豆腐屋ジョニー』
コクがあっておいしい！＞


お昼を食べ終わった後、
まだ時間が早いからと入ってみた
ここ

観光本の案内では、枯山水で癒されるお薦めスポットでした。
拝観料４００円也。

蓮池の周りにはハンゲショウが咲き、


人慣れた鯉が寄ってきたりして

ちょっと良い感じ。

拝観料６００円の平安神宮で、もっと広大な庭園を見てきた私達には、ここは、ちょっとコンパクト。
「やっぱりここの見せ場は枯山水でしょう。」
ということで、奥に進んでみました。

すると・・・

途中から
トンカン、トンカンという音がして、工事の真っ最中。
これで、和みますか？
これで、癒されますかぁ？


これが枯山水ですかぁ？


これで４００円の拝観料はないでしょう？
売りの枯山水が見られないなら、拝観料はタダにするとか、いっそのこと閉鎖するとか、入り口に工事中で見られない旨の貼り紙をするとか・・何かあってもいいんでないの？
と一人でブツブツ。
こうしてみたら、平安神宮の６００円の庭園は、見ごたえもあったし、良かったかな？と思いました。

ひとつひとつ取り上げ行けばキリがないですけど、観光地は何でも高いですね。

ところで、昨日食べたお豆腐
『やっこ野郎』


「やっこ、やろう？」
関西弁じゃないですよ（笑）
豆腐屋ジョニーと同じ会社で作っているらしいですけど、ジョニーよりさっぱり系。
ジョニーより柔らかくてスプーンですくって食べる感じ。
好き好きですけど、娘は『やっこ野郎』の方が食べやすくておいしいと言ってました。
私はジョニーが好きかな？
どちらも南禅寺のお豆腐より、ずっとおいしいのは、間違いない