はーちゃんの気晴らし日記

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内紛に巻き込まれて

2012年07月26日 | 雑談
私の会社は、自動車関係の部品を製造販売している会社です。
自動車と言っても、トラックなどの大型のものに取り付けるもので、どの車にも必要というものではないので、一般の人に直接販売することはありません。
なので、一般向けに広告を出すこともありません。

特別な業界なので、創業以来、広告も業界紙に出しています。
2社の業界紙が月間で雑誌を発行しているので、そこに広告を出して、毎月、広告料を払っています。

先日、そのうちの1社の人が突然、やってきました。
社長が対応したのですが、社長の話では、その出版社に内紛があり、社内が真っ二つに分裂してしまったということでした。
その会社は、創業は、現社長なのですが、途中から現専務さんが加わり、二人三脚で現在まで至っている会社です。
二人でやっていくうちに徐々に主義主張が異なってきたのでしょう。
途中で、専務さんが別会社を設立し、出版業務を主に行い、社長は、イベントなどの別の部門を担当するようになったようです。

ところが、昨年末、社長さんは体調を崩し、大きな手術をした結果、何とか回復して職場に復帰したのですが、その間に専務が実権を握り、自分なりの会社経営をするようになったようです。
復帰した社長は激怒して、結局二人は物別れとなり、和解することがなくなりました。
金銭的なトラブルもあったようです。
そっちの方が大きかったのかな?

二人は、それぞれに自分が正しいと主張し、相手の事を攻撃し合っているので、第三者はどちらがどうと判断するのは難しい現状です。
そんな時、いつも通り月刊誌が届きました。
専務さんが担当する雑誌です。
私の会社の広告も載っています。
その本には、巻頭に専務さんの主張が書かれていて、今回の内紛の経過が書かれていました。

それから一週間後くらいに、同じ封筒で同じ題名の雑誌が届きました。
見た目は、いつもの月刊誌と同じです。
でも、前回届いたものと、全然内容は違います。
それは、社長さんが出した雑誌です。
そこにも内紛の事と社長さんの主張が書かれていました。
そして、私の会社の広告も載っていました。

両者が別々の雑誌を送ってきて、会社の広告を載せ、広告料を請求してきました。
専務さんが請求してきたのは今まで通りの口座。
社長さんが請求してきたのは、同じ銀行ではありますが、口座は別です。

お客さんに断りもなく、両者が勝手に広告を載せて、お互いに広告料を請求してこられても、お客は戸惑うばかりです。
出版社の内紛はお客には関係のないことです。

会社の経理は、広告を出してもらっているんだからお金を払わないわけには行かない。
「どっちに払うの?どっちに払うの?」
と社長に詰め寄っています。
社長は、
「今回だけは、両方に払わなければならないかなぁ」と言っています。
私はええっ?です。

私の考えとしては、両者のうち、どちらの会社を認めるという考えが私の会社にない以上、お金を払うのは保留にしておいて、その後の経過を見て、裁判になるのか、どちらかが引き下がるか、それとも両者がずっと平行線をたどり全くの別会社となるか、見極めた上で、会社が認めた方に支払えばいいと思うんですけど。

もう辞める会社だし、私には関係ない事なので、どうでも良いですけどね。


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