朝もやの中で

昨日は腹痛のためにウォーキングを途中で断念しましたが、今朝は、昨日の分も取り返すべく比較的長い距離を歩き、７５００歩くらいになりました。

暖かい朝でした。
手袋もマフラーも要らないくらいの暖かさでした。
家を出て、いつもの土手の方に曲がると、目の前に大きな月が見えました。
思わず、「わぁっ！」と一人で声を挙げてしまったくらい大きな月でした。
写真を撮ろうと思いましたが、電線や野球場のフェンスなどが重なるため、土手に出てから写真を撮ろうと思いました。
ところが、土手に出て見たら、先ほどのように月は大きく見えませんでした。



どうしてなのかな？
方角なのかな？
土手に出る前に山の間から霧が立ち込めていたので、また川霧が出ているのかなと思いましたが、霧は川から上っているのではなく、遠く山のふもとから上がっているようでした。

土手を歩いていると、目の前を雉のような鳥が横切りました。
急いでスマホで写真を撮ろうとしたのですが、すぐに見えなくなりました。
「あれは、雉に見えたけど、何だったんだろう」と思いました。
歩いていると、前から時々出会うバードウォッチングのおじさんに会いました。
雉のような鳥を見たという話をすると、
「雉、いますよ。最近、この辺でよく見かけます。頭のてっぺんが赤いのがオスですよ。」
と教えてくれました。
一瞬のことでしたが、私が見たのは、オスの雉だったようです。
今度は、もっとよく見てみたいと思いました。

月はどんどん山の端に沈んでいきました。




土手をＵターンして、家の方向へ向かったところ、朝もやで幻想的な世界が広がっていました。


信号待ちをしている車たちです。


車とバイクがポツンと。


シャッターを押していたところ、近くにカメラを持ったお年寄りがいました。
「霧がすごいですね～」
と声を掛けてきました。
私が、「きれいですね！」と言うと、その人もうなずいてカメラを向けていました。

実際は、もっと幻想的だったんです。
やっぱりスマホでは限界があるんでしょうね。

そして、山の方を振り向くとあんなにぼんやりしていた山の方が、くっきりと晴れ渡っていました。