はーちゃんの気晴らし日記

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ハイジの最期に思う

2011年04月13日 | ハイジ
ハイジのことにつきましては、皆様からたくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。
久しぶりの更新にもかかわらず、いつものブログ友をはじめ、久しぶりにコメントを頂いた方、初めてコメントを下さった方など、思いがけない方々からもコメントをいただき、驚きとともに感謝の気持ちでいっぱいです。
すぐにお返事ができなくて、申し訳ありません。

年齢的なこと、病気のことなどからハイジの最期を考えることは以前からよくありました。
でも、その時がどんな風にくるのか、まったく予想もできませんでした。
もしものことがあったら、きっとブログはできないだろうと思っていました。
頭が混乱して記事は書けないだろうと思っていました。
でも、事が本当になってしまうと、ハイジのことが次々と浮かび、何か書きたいと思う自分がいます。
ハイジのことを忘れないためにも記事にして残しておきたいと思うんです。

ハイジの直接の死因は、慢性腎不全によるものではなかったと私は思っています。
というのは、ハイジは亡くなるちょうど2週間前に全身の痙攣の発作を起こしました。

キッチンの方に歩いて行ったハイジがなかなか戻ってこず、バタバタいう音で行ってみると、ハイジは床に倒れて痙攣を起こしていました。
驚いて抱き上げあちこちをさすりましたが、痙攣は治まらず、手足を押さえたらやっと痙攣が止まりました。

ネットで調べたところ、腎不全の末期には痙攣が起こると書かれていました。
もう、ダメなのかと思いました。
でも、ダメな割りにハイジは元気でした。
痙攣が治まった後は、何事もなかったように普通の状態でした。

山梨の先生にうかがってみたところ、それは腎不全の末期ではなくて、テンカンの症状だと言われました。
以前にもそういうことはなかったか聞かれましたが、思い当たることがありませんでした。
仕事で留守にしていることが多いので、今までも留守中に何かあったのかもしれません。
てんかんの発作の場合、発作がおさまれば、後は普通になってしまうので、見ていなければわからないとのことでした。
「知らない間に顔に傷があったりしたことはありませんでしたか?」
と聞かれ、その時には忘れていたのですが、後になってそういえば、だいぶ前にそんなことがあったことを思い出しました。

ひっかいたような傷が顔に2箇所くらいあったことがあり、どうしたのかなと思いましたが、そのままになっていました。
もしかしたら私たちが留守の間に発作が起きて、その時に怪我をしたのかもしれないと思いました。
MRをとれば、脳の様子がわかるけれど、ハイジの場合年齢的なものと体調のことで、脳の検査をするのは無理なので、様子を見る以外ないとのことでした。
そして、痙攣が長く続いた時に使う座薬を送ってくださいました。

それから2週間後、昼間私たちが留守の間に発作が起きたのかもしれないと思います。
あくまでも私の想像ですが、何度目かの発作でハイジの行動はおかしなものになったんだと思いました。
頭を物に押し付けたり、壁やドアに寄りかかったり、狭い隙間に入り込んだり・・・。

そして、とうとう意識がなくなり、ハイジの命の火が消えてしまったんだと思います。
もしも脳の障害がなければ、ハイジはまだまだ細々と命をつないでいたと思います。

その週は桜が見ごろでした。
お天気さえよければ、ハイジを抱っこかばんに入れて、桜を見に行くつもりでいました。
でも、土曜日はあいにくの雨。
意識がなくても翌日は抱っこかばんに入れて桜の木の下に連れて行ってみよう、それが無理ならベランダで外の空気を吸わせてみよう、そう思っていました。
でも、その前にハイジは息絶えてしまいました。

ハイジの頭は、もしかしたら階段から落ちたときに打ったのかもしれないと思いました。
そう思うと、身体の力が抜けていくようです。
クマが私たちの後を追って鳴くから・・・とリビングのドアを開けて家を出てきていたため、クマに押されて階段から落ちたことが2回ほどありました。
それが原因でハイジがそんなことになったとしたら、それは私たち飼い主の責任です。

実際、ハイジは最期に私のほうを向き、私の枕カバーをギュッとかじって息絶えていました。
それは、何を意味したんだろうと考えます。
ハイジは私を恨んで死んでいったのではないかと思うと、後悔でいっぱいになります。

みなさんの「そんなことないよ。」という声が聞こえてきそうです。
記憶をたどってみると、顔に傷があったのは階段から落ちるより以前だったような気もします。

寿命だったんだなと考えることにします。
仮に脳の障害がなかったとしても、そう長くは生きられなかったのでしょうから。

ピンクが似合ったハイジでした。
満開の桜が悲しく見える今年の春です。


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