はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

君の名は。

2017年08月03日 | 雑談
昨日は、自治会の映画会へ行ってきました。

子供会主催で、近くにあるコミュニティセンターで、映画が上映されました。
題名は『君の名は。』
去年、大ヒットした映画というだけで、ストーリーなどは一切知りませんでしたが、テレビCMで予告を見たところ、大人向けというか若者向けの映画で、子供向けではなさそうな感じがしたので、孫たちに声はかけませんでした。
まめは、合宿で留守だったし、ツブやミニには、この映画は退屈してしまうだろうと思いました。

子供会主催なので、子供を対象にした映画会です。
終わった後、かき氷が配られ、無料で食べられます。
子供たちは、映画の内容云々ではなく、かき氷目当てに集まるようです。

コミュニティセンターへ行くため、家を出ると、近所の子供たちが遊んでいました。
「映画に行かないの?」
と、聞くと、
「行きまーす!」
と、みな一斉に答えました。
「おばさんも、これから行くのよ。」
と言うと、
「えっ?そうですか!」
と、言って、みな慌てて家に戻って行きました。
私が、出かけたので、そろそろ時間だというのがわかったんだと思います。

子供たちと別れてから、
「『おばさんもこれから行く』は、なかったなぁ」
と思い、恥ずかしくなりました。
「おばさんも」じゃなくて「おばあさんも」だったなぁと思い、まだまだおばあちゃんの自覚が足りない自分に苦笑しました。
子供たちにとって、私は、まめやツブのおばあちゃんなので、おばさんではないはずです。
「私もこれから映画に行く」
と言えば良かった。
そんなつまらないことで、一人恥ずかしく思いながら、コミセンまでの田んぼ道を歩きました。

コミセンに着くと、息子の同級生のお母さんがお孫さんを連れて来ていました。
近所のママさんたちもいて、一様に「ミニちゃんは?」とか「ツブちゃんも一緒ですか?」などと聞かれました。
「うちの孫たちには、この映画はよくわからないだろうと思ったので、声を掛けなかったんですよ。」
と、私は答えました。
息子の同級生のお孫さんは、久しぶりに会う、学校の友達と一緒に、とても楽しそうにはしゃぎまわっていました。

子供たちは前の方に座り、私たち大人には、椅子を提供してもらって、後ろの方で映画を観ました。
私は、息子の同級生のお母さんと一緒に観ました。
ちょっと音が小さくて、会話の低い声が聞こえにくかったのもありますが、やはり、子供には難しいというか興味を感じられない映画だと思いました。
私が見ても、ストーリーはわかりましたが、後から解説を読んで、
「あー、あれは、そういうことだったんだ!」
と思う場面などがありました。
ただ、アニメと言っても、実写みたいに見えるような場面もあり、画像のすごさを感じました。
絵もきれいだし、丁寧で上手だと思いました。
特に黒板に字を書く場面は、すごいなと感心しました。

思った通り、男の子や小さな子は、飽きてきてしまって、遊び始めたり、
「早く、家へ帰りたい」
と、お母さんに言っている子供もいました。
大ヒットした映画の挿入歌『前前前世』が始まると、遊んでいた男の子たちが一緒に歌ったりもしていたので、ヒットは、歌の効果もあったように思いました。
確かに大ヒットした映画らしいけれど、子供向けの映画ではないなと思いました。

一緒に映画を観ていた息子の友達のお母さんは、一言
「難しかった~」
と。

私的には、どこがそんなにヒットの原因になったのか、よくわからないなぁというのが本音です。
大都会ですれ違い、再び偶然出会うという劇的な恋愛をしたことがないからかもしれません。

人間が入れ替わったり、過去に死んだ人たちの歴史が変わって、現代で生きていたり、設定も難しく、一度見ただけはわかりにくい映画だと思いました。

映画が終わると、子供たちはみなうれしそうにかき氷の列に並んでいました。
映画はよくわからなかったと思いますが、かき氷で満足だったと思います。

私は、無料で話題の映画を観ることができて、満足でした。


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