はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

変な人

2007年04月18日 | 雑談
先日スーパーで、息子の同級生のお母さん(Nさん)と会いました。
久しぶりに出会って立ち話。
その時に
「ちょっと込み入った話があるんだけど・・」
と言われ、ある人(Kさん)の話になりました。

以前、私もKさんの奥さんと一緒に生活クラ○をやっていたことがあり、顔見知りです。
NさんとKさんの家は、私道を挟んで向かい合わせに建っています。
私道は袋小路になっていて行き止まりです。



Nさんは、
「Kさん一家が変だ」といいます。
中でも特にご主人が変だそうです。
30年近く、そこに住んでいて、どうして、今頃になって私にそんな話をするかと言うと、
「最近、Kさんがはーちゃんの家の近所にもう一軒家を建てて、そこでもトラブルを起こしているらしいから、あんたの耳にも入れておいたほうが良いと思ったのよ。」
ということでした。
私もあまりにいろいろ聞いたので、全部思い出せないのですが、思い出すままに書いてみます。

まず、やきもち。
Kさん宅は、犬を飼っているのですが、Nさんの家の犬が可愛がられると、夜中に来て石を投げたり、爆竹を鳴らして、犬に嫌がらせをするそうです。

袋小路の奥のAさん宅が車を入れるのに自分の家の前の通ることが気に入らない。
車が出入りするたびに文句を言っているそうです。
構造上、他に道がないのだから仕方ないと思うのですが。
ある夏の日、Kさん一家は、家族全員で私道を全部占領してバーベキューをしていたそうです。
そこへ、奥の家のAさんが車で帰ってきました。
当然バーベキューの道具を片付けなければ通れません。
Kさん一家は、全員でAさんを迷惑そうに睨んだそうです。
そして、その日の晩、自分の飼い犬の糞をAさんの庭のあちこちに撒いたとか。

のぞき。
ご主人は夜になると外でウロウロしていることが多く、ふと人の気配で気づくと、ボーっと部屋の外に立っていることが多いらしい。
Nさんの家の周りで、夜何か人の気配がするような気がして、注意していたそうです。
いつか現場を押さえようと、いつも雨戸一枚にしてすぐに戸を開けられるように準備し、ある日、部屋の外で人の気配がしたので、急いで電気をつけて雨戸を開けたら、やはりKさんのご主人が立っていたとか。
自分の姿を見られたKさんは、あわてて自分の家に駆け込んだそうです。
翌朝、Kさんに夕べのことを言うと
「俺は知らない」
と言い切るそうです。
そこで奥さんに
「夕べ、お宅のダンナがうちをのぞいていたんだけど。」
と言うと
「あの人は病気なの」
と言ったそうです。
「ダンナが、夜な夜な外に出て行って何かやっているのを奥さんが知らないわけはない」
とNさんは言います。
それを止められない奥さんもおかしいと。

最近、家を建てたという私の家の近くでもトラブルがあるようです。
夜中にご主人が一人で大き物音を立てて何かやっているそうです。
それで、隣の人が毎晩寝不足になり、注意したところ、家との境目に刃物を立てるという嫌がらせをしたそうです。

別の奥さんにやさしく話しかけ、何度か挨拶するうちに4回目くらいになったら、突然
「お宅の家の中を見せてください」
と言ってあがりこみ、居間に居座ったとか。
奥さんも昼間一人で家にいるので、怖かったけれど、何かされたというわけでもないので、近所の人でもあるし、事ををあらだてることもできず、ただ気味が悪いと言っていたとか。

ある日の昼間、Nさんが昼寝をしていたら、家の外でボンボン音がしてそれがだんだん大きくなってくるので何だろう?と思って見てみたら、Kさん夫婦と子供と三人でNさん宅にボールをボンボンぶつけていたとか。
現場を押さえたので、出て行くと三人は一斉に家の中に駆け込んで、それでもNさんは、Kさんの家に行って
「一体、どういうつもりなの?」
と言うと玄関まで出てきた奥さんは、小さな声で呪文のように
「やってない。やってない。知らない。知らない。」
と繰り返したそうです。
頭が変なんじゃないかと思ったとNさんは言います。

そんなことが重なって、Nさんは、すぐ近くに住んでいるKさんの両親のところへ行き、何とか注意してくれるように言ったそうです。
すると、
「私達は親だから息子の奇行は昔から知っているけれど、何を言っても聞く耳を持たないので仕方ない」
と言うそうです。
「変だとわかっているなら、病院へ入れてほしい」
と言うと、
「一番下の子供が今年大学生になったばかりなので、今収入がなくなると困るから、定年退職したら、病院に入れるつもりだ」
と言うそうです。

それで、Nさんは、最後の手段で警察に相談に行ったそうです。
住所を言って、近所の人の話だというと、
「もしかしたら、○○に勤めているKさんのこと?」
と逆に言われてしまったそうです。
驚いてしまったと言います。
とにかく警察にも苦情が多く、でも、今のところ事件でもないから、何もできないと言われたそうです。

「あんたの家の近所の人からも、かなり苦情が言っているらしいよ。」
と言われました。
幸い私は、Nさんに聞くまで私の家の近くにもKさんの家があることも知りませんでしたし、接触することもないので、被害はないのですが。

世の中には変な人がいるもんです。
そして、人は見かけによらないもんだと思いました。
その話を聞くまで私のイメージでは、Kさんご夫婦は、二人ともおとなしそうな当たり障りのない人という感じだったのですが。


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