はーちゃんの気晴らし日記

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携帯電話

2013年04月08日 | 雑談
私が今の携帯電話を買ってから、もうじき二年になります。
私の携帯は、スマホではなくて、ガラパゴス携帯です。

二年前に買うときに、どちらにしようか悩みました。
スマホにしようかな?と思いましたが、月々にかかる費用のことを考え、従来通りガラ携にすることにしました。

この携帯には思い出がたくさんあります。
というのも、ハイジが亡くなった時とダブルからです。
以前、私が持っていた携帯電話は、「そろそろ使用できなくなりますよ」とだいぶ前から携帯電話会社から通知が来ていました。
それからもしばらく持っていたのですが、そろそろ使用期限が来ていたので、仕方なしに換えることにしました。

お店で、携帯電話の見本を見て、気に入ったものがありました。
色が気に入りました。
紺のような紫のような良い色だと思いました。
ところが、在庫がありません。
それで、その携帯を予約して帰ってきました。
品物が入ったら連絡するということになっていたので、お店から入庫の連絡が入りました。
私は「翌日取りに行きます」と返事しました。
ところが、お店から電話があった日の夕方くらいから、突然ハイジの様子がおかしくなりました。
ハイジは、慢性腎不全のために、1年半くらい毎日の投薬と点滴で命をつないでいたのですが、その日のハイジはいつもとは明らかに様子が違いました。

携帯を取りに行く日、やはり朝からハイジの様子が変でした。
いや、前日より悪くなっているようでした。
でも、お店に「行く」と、連絡してあったので、出かけました。
車で15分くらいのところです。
駐車場に車を置いて、お店まで歩く途中に、ひなさんにメールしました。
「今度こそハイジはダメみたい」
そんな感じのメールだったと思います。
その私の最後のメールが残った携帯電話は、今の新しい携帯電話と交換されました。

新しくなった今の携帯には、最初にひなさんからの返事が入ってきました。
「ハイジはがんばっているで。
はーちゃんがそばにいるのがわかっているはずだから、名前を呼んで声をかけてやって!
きっと聞こえているはずだから。」
そんな内容のメールでした。

その日の深夜にハイジは息を引き取りました。
そんな思い出の深い携帯電話なんです。

最初に私が送信したメールは、娘やお世話になった獣医さんにハイジの死を知らせる悲しいメールになりましたが、この時期が来ると、ハイジの死とともに、携帯電話を換えたことを思い出します。

その携帯電話ですが、仕事を辞めたら、持ち歩くことを忘れるようになりました。
仕事中は、なくてはならないもので、いつもバッグに入れて必ず持ち歩いていたのに、最近は、家に携帯を置いているので、そのまま家を出てしまうことが多くなりました。
以前は、主人に「携帯を持ち歩かないなんて、持っている意味が無いでしょう!」と言っていた私なのに、今は主人の事が言えなくなりました。
今は主人の方が、しっかり携帯を持って歩きます。
特に、朝の散歩の時は、携帯を探してまで、持ち歩こうとします。
殺人事件のドラマが好きな主人は、
「朝の散歩で死体を発見したら、すぐに電話しなくちゃならないから」
と言っています。
以前は早朝の散歩でしたが、リタイアした私たちは、最近は朝ものんびりなので、もしも死体があったとしても、主人が見つけるより先に、他の人が見つけているだろうと思うんですけどね。


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