少し前の写真ですが、会社の食堂から撮りました。
お隣の製薬会社の桜が散り始め、私の会社の駐車場まで花びらが舞って来ていました。
水面に散る桜を花いかだと言いますが、こんな風に道路一面に散る桜は、なんと言うのかなぁ。
数年前の桜の散る頃、母の入院先へ面会に行きました。
仕事を早退して、一人で電車に乗り、駅から病院まで歩きました。
その時も花冷えの日でした。
改札口を出て、あまりの寒さに駅のそばのスーパーに飛び込み、ブルーのマフラーを買いました。
大き目のマフラーだったので、十分寒さはしのげましたが、そのマフラーを使ったのはその時だけで、今でもタンスの肥やしになっています。
病院で、母と少し会話して帰ってきたのですが、翌日、弟が面会名簿を見て、私が病院へ行ったのを知り、
「昨日、病院へ行ってくれたんだね。」
と、電話をくれました。
でも、母に聞いても、母は、私が行ったことを全く覚えていなかったとか。
短い時間だったけれど、会話したのになぁ。
あの時の散りかけた桜を思い出すと、何となく病院までの道がよそよそしくしらじらしく、知らない町のように感じられます。
最近、何故か母や弟の夢をよく見ます。
体調のせいかもしれません。
花粉のため、抗アレルギー剤を飲んでいるのですが、飲んでいると、鼻水や目の痒みは楽になるのですが、薬のせいで胃の調子が悪くなったり、口内炎が頻繁にできたりします。
抗アレルギー剤は、色々な種類があるらしく、病院で話をすると、すぐに別の薬に替えてくれるのですが、どれを飲んでも花粉には効くのですが、胃の調子や口の中の調子が悪くなります。
かといって、飲まないでいると、鼻水とくしゃみや目の痒みに悩まされます。
早くこの季節が去って欲しい。
本当は、花が咲き乱れ、美しい季節なのに、毎年私にとっては、体調で苦しむ季節です。
夕べは、母の夢をみました。
夢の中の母の顔をはっきり覚えています。
夢の中で、私が引越しをするので、母が手伝いに来てくれたところでした。
何故か私は実家にいて、実家からどこかへ引越しをするらしい。
そこへ、母が駅の方から歩いてきて、私の引越しを手伝いに来てくれていました。
夢って、本当に変です。
母は実家にいるはずなのに、どこか別の場所から来て、引越しを手伝いに来るなんて。
母は、薄い藤色のセーターを着て、きれいにお化粧をして、ニコニコと私に笑いかけました。
「駅から歩いて来たのよ。」
と、手には書類袋のようなものを持って、立ち止まり、すれ違う近所の人たちに挨拶をしていました。
ずいぶん若い頃の母でした。
自分の母ではありますが、きれいだなと思いました。
ただそれだけの夢でしたが、母の顔が鮮明に記憶に残っています。
母が亡くなった時、私の会社の経理が、葬儀に来てくれました。
その時、母の遺影を見て、
「はーちゃんのお母さんって、きれいな人ね」
と言っていました。
普段、母は、それほど身なりに気を遣う生活はしていなかったので、私は母をきれいだと思ったことはなかったのですが、いとこの結婚式の時の母は、びっくりするほどきれいだと思いました。
母って、こんなにきれいだったのか~と思ったものです。
その時の母が、夕べの夢に出てきたように思います。
母の葬儀に使った写真は、私が選んだものでした。
直近の写真でもあり、母らしい写真だと思ったので、それを選んだのですが、会社の経理は、とても上品できれいだと言います。
それは、良いのですが、私の母の話になると、いつも
「はーちゃんのお母さんって、はーちゃんには、全然似てなくて、きれいな人ね。」
と言います。
そして、弟の事も、褒めるのですが、必ず、一言「はーちゃんには全然似てないわね」
と付け加えます。
はい、はい。
私は、きれいでも何でもありませんが、いちいちその度に、”似ていなくてきれい”だとか、”似ていなくて男前”だとか、言わなくても良いんじゃない?
肉親を褒められて悪い気はしないけれど、その一言で、いつも不愉快に。
お隣の製薬会社の桜が散り始め、私の会社の駐車場まで花びらが舞って来ていました。
水面に散る桜を花いかだと言いますが、こんな風に道路一面に散る桜は、なんと言うのかなぁ。
数年前の桜の散る頃、母の入院先へ面会に行きました。
仕事を早退して、一人で電車に乗り、駅から病院まで歩きました。
その時も花冷えの日でした。
改札口を出て、あまりの寒さに駅のそばのスーパーに飛び込み、ブルーのマフラーを買いました。
大き目のマフラーだったので、十分寒さはしのげましたが、そのマフラーを使ったのはその時だけで、今でもタンスの肥やしになっています。
病院で、母と少し会話して帰ってきたのですが、翌日、弟が面会名簿を見て、私が病院へ行ったのを知り、
「昨日、病院へ行ってくれたんだね。」
と、電話をくれました。
でも、母に聞いても、母は、私が行ったことを全く覚えていなかったとか。
短い時間だったけれど、会話したのになぁ。
あの時の散りかけた桜を思い出すと、何となく病院までの道がよそよそしくしらじらしく、知らない町のように感じられます。
最近、何故か母や弟の夢をよく見ます。
体調のせいかもしれません。
花粉のため、抗アレルギー剤を飲んでいるのですが、飲んでいると、鼻水や目の痒みは楽になるのですが、薬のせいで胃の調子が悪くなったり、口内炎が頻繁にできたりします。
抗アレルギー剤は、色々な種類があるらしく、病院で話をすると、すぐに別の薬に替えてくれるのですが、どれを飲んでも花粉には効くのですが、胃の調子や口の中の調子が悪くなります。
かといって、飲まないでいると、鼻水とくしゃみや目の痒みに悩まされます。
早くこの季節が去って欲しい。
本当は、花が咲き乱れ、美しい季節なのに、毎年私にとっては、体調で苦しむ季節です。
夕べは、母の夢をみました。
夢の中の母の顔をはっきり覚えています。
夢の中で、私が引越しをするので、母が手伝いに来てくれたところでした。
何故か私は実家にいて、実家からどこかへ引越しをするらしい。
そこへ、母が駅の方から歩いてきて、私の引越しを手伝いに来てくれていました。
夢って、本当に変です。
母は実家にいるはずなのに、どこか別の場所から来て、引越しを手伝いに来るなんて。
母は、薄い藤色のセーターを着て、きれいにお化粧をして、ニコニコと私に笑いかけました。
「駅から歩いて来たのよ。」
と、手には書類袋のようなものを持って、立ち止まり、すれ違う近所の人たちに挨拶をしていました。
ずいぶん若い頃の母でした。
自分の母ではありますが、きれいだなと思いました。
ただそれだけの夢でしたが、母の顔が鮮明に記憶に残っています。
母が亡くなった時、私の会社の経理が、葬儀に来てくれました。
その時、母の遺影を見て、
「はーちゃんのお母さんって、きれいな人ね」
と言っていました。
普段、母は、それほど身なりに気を遣う生活はしていなかったので、私は母をきれいだと思ったことはなかったのですが、いとこの結婚式の時の母は、びっくりするほどきれいだと思いました。
母って、こんなにきれいだったのか~と思ったものです。
その時の母が、夕べの夢に出てきたように思います。
母の葬儀に使った写真は、私が選んだものでした。
直近の写真でもあり、母らしい写真だと思ったので、それを選んだのですが、会社の経理は、とても上品できれいだと言います。
それは、良いのですが、私の母の話になると、いつも
「はーちゃんのお母さんって、はーちゃんには、全然似てなくて、きれいな人ね。」
と言います。
そして、弟の事も、褒めるのですが、必ず、一言「はーちゃんには全然似てないわね」
と付け加えます。
はい、はい。
私は、きれいでも何でもありませんが、いちいちその度に、”似ていなくてきれい”だとか、”似ていなくて男前”だとか、言わなくても良いんじゃない?
肉親を褒められて悪い気はしないけれど、その一言で、いつも不愉快に。