お帰り！俊輔---ホーム初戦

昨日１３日、マリノスのホーム初戦の日、日産スタジアムへ行ってきました。
中村俊輔がマリノスに復帰しての初めての試合です。

俊輔効果か、ものすごい人。
私がスタジアム観戦をしてから、こんなにすごい人出は初めてかもしれません。

朝、９時に病院へ行ってリハビリをして、その後すぐに家を出て日産スタジアムに向かいました。
午後２時試合開始ですが、この日は混雑が予想されたので席取り、駐車場取りのために早めに家を出ました。
ところが、風は強かったけれど、お天気の良い土曜日、道路の混雑はすごくて、日産スタジアムに着いたときはすでにお昼近くになっていて、スタジアムの駐車場は満車でした。
それで、駅周辺の駐車場に車を止めて、スタジアムに向かいました。

俊輔の復帰に関しては私になりに思うところがあります。
去年、俊輔が復帰するというニュースを聞いたときは、胸躍る日々でした。
そんな華やいだ気持ちをブログの記事にも書きました。
その後、その話が破談になった時は、記事を書く気にもならないほど、私の気持ちは沈みました。
あこがれていた人に告白され、話がどんどん進んで婚約まで行ったのに、結婚式直前に突然、「他に好きな人ができた」と言われたような気分でした。
好きな人の幸せを考えれば、スペインで活躍できた方がベターとは思いつつ、自分を捨てて去っていった人に対して、成功を祈りつつもある意味不快な気分も残っていました。
そして、再び復帰の話。
私の気持ちは複雑でした。
正直言って、「何よ、今さら」みたいな思いでした。
私を捨てて別の人のところに行った人が、その人とうまく行かずに「やっぱり、お前が良かった」といわれても、すんなり受け入れることができない・・・そんな気持ちでした。

復帰の話がだんだん進み、いよいよ復帰確定というニュースを聞いても、前回のことがあるから・・・と、半分醒めた思いでニュースを聞いていました。
でも、徐々に復帰の日が近づくにつれ、いつの間にか俊輔を受け入れている自分がありました。
ははは。
私が受け入れようがいまいが、なんてことないことでしょうけどね。

試合開始前、ホーム側のサポーター席は、青い旗で埋め尽くされました。





ものすごい数の報道陣


ホーム初戦ということもあり、入り口で風船が配られました。
「ハーフタイムで飛ばしてください」と言われました。
私がもらった風船は赤でした。

前半、俊輔のアシスト、栗原のヘッドで１点を先制、ハーフタイムに入りました。
飛ばす段になって、風船は、赤、青、白のトリコロールカラーだということを知りました。




せーの！で一斉に飛ばした風船


俊輔のプレーはさすがだと思いました。
まだまだ、好調とは言えないようですが、俊輔のピンポイントで合わせるパスにはすごいなと思う場面がたくさんありました。
サポーターも俊輔の復帰を心から応援しているようでした。
私も帰ってきた恋人を応援しようという気持ちになりました。

後半、ギリギリで俊輔とポジションを争う狩野と交代。
そして、その直後、ドリブルの後、狩野のシュートが気持ちよく決まりました。
狩野は大喜びすることなく、逆に憮然としたような顔をしていたのが印象的でした。
でも、私にとっては、狩野のゴールは何よりもうれしい材料でした。

ホーム初戦、３－０で快勝。
終了のホイッスルとを待つことなく、ロスタイムに入ると同時にトリパラの花が咲きました。


まめも・・・


試合終了を待たずにトリパラの花が咲いたのは、最近ではなかったことと思います。

試合終了後、俊輔が動くたびに報道陣も動きます。


朝の９時から夜の８時まで、一日がかりになってしまいましたが、心地よい一日になりました。