はーちゃんの気晴らし日記

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トルコのトイレ

2014年11月05日 | お出かけ
トルコに着いた初日のホテルでトイレに入り、ごく普通の洋式トイレで安心しました。
ところが、水洗トイレには間違いないのですが、どこで流したらよいかわかりません。
横に水道の蛇口のようなものがあったので、そこをひねってみましたが、出てくる水は、細い噴水のようなもので、トイレの中を流すものではなさそうでした。
簡単なウォシュレットだなと思いました。
仕方ないので、主人を呼んで二人で流す場所を探したところ、便器の上の方に横20センチ縦10センチくらいの金属の板状のものがありました。



そこを押してみたら、水が流れました。
それで、トルコの便器の使い方は大丈夫と思いました。

ところが、翌日から観光が始まり、トイレ休憩で行くトイレは様々でした。
形も流し方も様々です。
トイレに行くたびに戸惑いました。
3日目くらいから、やっとトイレの使い方に慣れました。

まず、トルコのトイレのひとつの形として、日本の和式トイレのようなものがあります。


トイレの写真を撮ろうかとも思いましたが、
それは、気が進まなかったので、
ネットの写真を拝借しました。


このトイレの正しい使い方を知らなかった私は、悪戦苦闘しました。
というのも、水を流しても流してもトイレットペーパーが流れない。
その後、ガイドさんから使い方を聞いてやっとわかりました。
このトイレは日本とは逆の座り方をするそうです。
日本の場合だと、壁に向かって座りますが、トルコはドアに向かって座るそうです。
そうすると、ピンポイントで穴の部分に排泄物が入るということらしい。
そして、使ったペーパーは、そばにあるゴミ箱に入れる。
ペーパーはトイレには、流さないのが使い方らしい。
それで、いくら水を流してもペーパーが流れなかったんだ!
一応水洗トイレではありますが、微妙な水洗です。

洋式トイレでも、同じような使い方をするトイレもありました。
そういうトイレは、便器の横にペーパーを捨てるゴミ箱が置いてあります。
そして、トイレの上につまみがあり、それを上に引っ張ると水が流れます。



やはり流れ方が弱い。
ペーパーまで流れるほどの力がない感じでした。

ホテルのトイレは、すべて日本と同じようにジャーッと流れる完全水洗トイレでしたが、休憩所のトイレは、ほぼペーパーはゴミ箱に入れる方式でした。

トイレットペーパーにも困りました。
トルコのトイレットペーパーは、入れ物からして、変わっています。


中央からペーパーが出ているのがわかりますか?
この部分を引っ張って、ペーパーを出します。


こうして、ちゃんとペーパーの先が出ているものは良いのですが、ある休憩所で、ペーパーの先が全く出ていないトイレがありました。
そこは、有料トイレでした。
入り口に女性が立っていて、お金を徴収します。
トイレ休憩は、みんなが一斉にバスを降りてトイレに行くので、行列ができます。
観光バスは、だいたい同じような時間に同じ場所に集まるので、私たちのツアー客だけでなく、他のツアーの人もトイレに並ぶので、なかなか順番が来ません。
やっと私の番が来たとき、何気にトイレットペーパーを見ると、ペーパーの先がどこからも出ていません。
あちこちペーパーが出る場所を探しましたが、どこを触ってみてもペーパーの出口がありません。
ペーパーは、ちゃんと丸ごと入っているのは見えるのですが、ペーパーの出口がない。
私の前に入った人は、自分でペーパーを持っていたのかもしれませんが、私はその時に限って、トイレ代の1リラだけ持って、トイレに行ったので、ペーパーの持ち合わせがありませんでした。
その頃は、トイレの順番を待っている人はほとんどいなかったので、他のトイレを探しましたが、10箇所以上あるトイレの半分くらいが、同じようにペーパーは入っているのに、出口からペーパーの先が出ていません。
とりあえず、使えそうなトイレを探して入りました。
なんだか、トイレに入るのにずいぶん時間がかかってしまいました。
まるで、夢の中でトイレに行っているような気分でした。
トイレに行きたいのに、なかなか思うように用が足せない。
そんな感じでした。

まだツアーの3日目のことだったので、今後もこういうことがあるかもしれない。
そういう時にはどうしたら良いかを教えてもらわなければ、今後に困ると思い、入り口でトイレ料金を徴収している女性に聞いてみることにしました。
私が日本語で、
「トイレットペーパーが使えないんですけど、どうやって出すんですか?」
と聞いたところ、その女性は日本語はよくわからないようで、最初はクビをかしげていましたが、私が、指をさして、「トイレットペーパー」と言ったことで、何となく言いたいことがわかったらしく、私と一緒にトイレまでついてきました。
私は、使えないトイレットペーパーを指差しました。
すると、その女性は、「使えるトイレに入れ」というように指差して、いなくなってしまいました。

話が通じたのか通じなかったのか?
そういう場合のペーパーの出し方がわからないまま、私がトイレから出ようとすると、その女性がドライバーを持って現れました。
そして、私に、ドライバーを使うしぐさをしました。
ドライバーがなければ、自分ではペーパーの先を出すことはできないのがわかりました。

有料トイレなのにひどいなぁと思いましたが、トルコの有料トイレは、有料トイレだからと言って特別なことはありません。
有料なのに、その休憩所のようにトイレットペーパーが使えなかったり、ドアが閉まらなかったりというのは、ざらにありました。
むしろ、無料のトイレの方が、きれいだったり、使いやすかったりしました。

トルコのトイレットペーパーは、日本に比べて、少し幅が狭いようです。


ホテルや飛行場のトイレのペーパーの使い方は、普通に日本と同じでした。

それから、主人から聞いたのですが、男性のトイレも使いにくかったそうです。
便器が高くて背伸びしないと届かないということでした。
主人は、あまり背が高いほうではないので、トイレは使いにくかったと言っていました。
私は、男性用のトイレを一度も見ることはなかったので、どんなトイレなのか想像できませんでしたが、トルコの男性の多くは日本人同様、それほど背の高い人は少ないのに、そんなに高いトイレって不思議だなと思いました。

トイレも、国が変われば、違うものだというのを改めて感じました。


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1 コメント

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はじめまして (EM)
2019-01-06 07:49:57
なるほど~、壁に向かってじゃなくドアに向かってしゃがむのかぁ・・・日本人の感覚からすると落ち着かない感じですね(((^^;)

ペーパーは流さずゴミ箱に、ですか・・・これまたちょっと抵抗がありますねぇ(´・ω・`)何だか臭そう(笑)
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