はーちゃんの気晴らし日記

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星谷寺の一ヶ月

2006年12月18日 | お散歩
最近のウォーキングで通る『星谷寺』(しょうこくじ)の一ヶ月を振り返ってみたいと思います。
最近は、毎週のようにここを訪れています。
ここは、昔は、周辺の住民が恐れて近寄らない為、見不知森(みしらずのもり)とよばれていたそうです。
私たちは、普段はここを『星の谷観音』と呼んでいます。

去年も『赤い葉・黄色い葉』という記事でご紹介しました。
大きなイチョウがひときわ目立つお寺です。

11月の半ば過ぎ頃

ほんの少し紅葉が始まっています。

12月のはじめ頃

かなり黄色くなっています。

そして、先週の土曜日

ほとんど葉が落ちていました。


ここは、遠方から訪れる人も多く、決して人の数が多いわけではないのですが、必ずお参りしている人の姿を見かけます。

弘法大師の像


今月の初め頃のことです。
イチョウの写真を撮っていると、通りかかったおじいさんに声をかけられました。



秦野の方からやってきたというその人は、年に何回かここに来るとか。
ここが好きな理由は、国宝の鐘を自由につかせてくれるところだそうです。
この鐘をたった一度「ゴーン」とつくためにわざわざ秦野からやってくるそうです。
そんな話をきっかけにその方に中を案内していただきました。
近所に住んでいながら、何もこのお寺のことを知らない私にいろいろ説明してくれました。
「近所に住んでいるなんて、うらやましい」と言われました。
あまりお寺のことに関心のない私なので、そう言われてしまうと、申し訳ないような気になりました。

ここには七不思議といわれるものがあります。


それは、知ってはいるのですが、私は、実際に見たことはなかったのです。

咲きわけの散り椿

紅白一重八重に咲き分けるそうです。

星の井戸

のぞくと、昼間でも星が見えると言われています。
実際、星は見えませんが、かなり深い井戸です。
覗いている自分が見えます。


上の画像を拡大したものです。


これがなんとも優雅です。
水琴窟




こうして水をすくって


筒の根元に水を入れます。
そして、筒に耳を当てると

水が落ちて、カラン、コロンと遠くに響くようなとても良い音がするのです。
おじいさんが、やって見せてくれた通りに私もやってみました。
耳を澄ますと、きれいな音がしました。

赤と黄色の千両。
♪もういくつ寝ると、お正月~


七不思議の全部を見ることはできませんでしたが、このおじいさんのおかげで、楽しい経験ができました。


昨日の星谷寺は、子供達の遊び場になっていました。


おばあちゃんと落ち葉の投げあい


楽しそうな様子に思わず、私もニコニコしながら、写真を撮りました。





国宝の鐘の上から見える葉の残ったイチョウが、まるで金色の紙をちりばめたようにキラキラ輝いて見えました。


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