word worlds

日々思いつくまま綴ってます恋愛詩、その他諸々。たまに過去に書いた詩も載せています。

十八の春

2022-03-13 19:30:03 | poem



いつの間にか

目で追っていたら

それは

きっと

恋のはじまり

だって

言ってた君


少しの間

君のことを

観察してて

気付いたことは

君が追っている相手は

僕ではなく

別の誰かということ



それを分かっているのに

いつの間にか

この目で君を追ってしまうのは

君に恋をしたせいなのだろう


報われるだけが

恋じゃないことを

知った十八の春は

まだ

冷たい風が吹いていた







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