intro:ドッグショーとは
1日の日曜日に日本最大のドッグショー・ジャパンインターに行ってきました。
自分にとっても、この犬種にとっても
刺激的な結果となり
やや放心状態だったのですが
明日みんなは忘れてしまうことでも、
私にとっては大事なことなので
良いことは積極的にパブリックに記録させていただきますね!!
でもまぁ…書きたいことが「いい結果でした~!楽しかった♪」
だけじゃ言い表せないくらいに
この結果に至るまでの道のりというものは
簡単にラッキーで得られたわけではなく
誰も聞きたいと思わないかもしれないけど一言では語れなくて
ぜんぜん筆が進みませんが、私だけのことではなく
純血種の繁殖の裏側には、本当にその犬種を愛する者たちの
語り尽くせない努力と情熱があることは
誰かの視点からでも語られるべきものではないかと
最近のペット事情を見ながら感じています。
結果としては、
オスでは4頭のチャンピオンの中から
デイブがBOB(ベストオブブリード)からの、
グループ戦では1席をいただくことができました!
これがどのくらい感動と興奮をもたらしたかというと
ジャパンインターでダルメシアンがグループ1席になったのは
実に6年ぶりで
その6年前にG1だったのが、
デイブの父犬だったからです。
(最初10年ぶりと思ってたんですけど、
10年前と6年前の2回でした)
また、デイブのショードッグ人生においても
インターでG1をいただいたのがこれが初めてのことで
オーナーハンドラーという立場で
ずっと超えられないでいたインターの厚い厚い壁を二人三脚で超えることができました。
流通頭数は今だに多いダルメシアンですが
真剣にこの犬種に向き合う繁殖家が
壊滅的レベルにいなくなってしまった昨今の状況で
デイブがもたらしてくれた結果が、どれだけ自分にとって
希望を与えてくれたかわかりません。
このショーを目撃した一人でも多くの人の心に残る犬になれたらいいなと思いました。
最近はシトちゃんメインでやっていたので
デイブにとっては2年ぶりのショーでした。
家でだらだらさせとくにはもったいないと思うシーンが暮らしの中にあり
またショーで走らせたいと思うようになり
1年間、管理の難しいデイブを本気管理してジャパンに挑みました。
その方が互いにいいのでは?と
練習のための出陳もしないで、ぶっつけ本番での勝負を選んで
朝の練習でもイマイチ息が合わなかったり、安全な、違う引き方にしようかと
どーしよどーしよと直前まで悩んでいました。
「その犬の一番いいところをみせればいいんだよ」
ある人の言葉を思い出して、デイブが一番かっこいい
自由で速度がかなり出るギリギリのやり方で
気づいたら走りだしていました。
悩んでいたのは私だけで、デイブの答えは出ていたようです。
ジャパンインターの総合戦というのはエントリー数3500頭の
頂点を決めるための、各グループを1席で戦い抜いた猛者たちが立つ舞台です。
周りはショーを仕事とするプロフェッショナルハンドラーや
海外からの遠征チームばかりのキング戦で
オーナーハンドラーは私だけ!
ここも強く言いたいよほんと・・・。
褒められたいわけじゃないのよ・・・でも、立ってたのよそこに。
出番待ちのついたてのカーテンの裏、そこは、
プロフェッショナルハンドラーにはアシスタントが何人も付いて
(走る度の声援・ヒューヒュー・拍手も割れんばかりでね)
ショードッグにかしずき、コートの一ミリの乱れも許さない
緊張の張りつめる空間。
人々の、この日のための24時間365日の努力の結晶がいままさに
ぶつかり合わんとする瞬間のマックスの高揚感が漂っているの。
そこに私とデイブは、一人と一匹
なんの後ろ盾もなく、たったふたりぼっちで笑ってる。
「がんばろね」って。
ショーにエントリーするのは簡単。
でも、勝たないと意味がないんだよ。
ダルメシアンに本気で向き合う人がほとんどいない中
いつでも、だれも歩いたことのない
足跡の一つもない雪の上を歩いている気分だった。
でもこの日は違って、
それぞれの雪道をまっすぐ諦めないで引き返さないで歩いてきた人たちに
嵐が晴れたの一瞬の間に出会えたようなチーム力があり
出陳者たち、駆け付けてくれたオーナーさんたち、
私を育ててくれた犬のプロたちの祝福と激励で
背中を押されて乗り越えることができました。
互いをリスペクトしあい声を掛け合った
すべての人のショーマンシップに乾杯です。
そして、
いままでお世話になったすべての方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。
デイブは私にとって、初めて育てたショードッグ。
自分でマナーを入れ、チャンピオンにした初めての犬です。
先人が守ってきた犬種への努力を決して踏みにじることのないように、
この犬に至るまでの長い長い遺伝子の旅に思いを馳せながら
私なりに向き合ってきたつもりです。
その犬に導かれて最高の舞台に立たせてもらうことができました。
やっと自信をもってデイブを引くことができるようになった気がします。
ところどころ、お笑い要素もぶち込んでくれたし…
ビデオみると穴があったら入りたいけど…
それもこの犬種の愛嬌ってところでしょうか。
FBやってる人は、「犬界网」で検索すると
ジャパンインターの総合戦のビデオが見れるのでぜひ見てみてください!
犬界网(なんて読むの?)は中国ドッグショーメディアなんですけど
とてもパワーのある団体です。
さて、一方シトちゃんはというと・・・
待たせすぎてテンションが合わず
シンクロ率5%・・・エヴァなら暴走レベル
バンドなら解散レベルのアレでしたが
まだ修業が足りないってことよねって思ってます。
「あたいにハックニー踏ませやがって!」って怒ってたよね~~。
ショーの前日、緊張してそわそわしてた時に
ふいに聞きたくなったのがB’zのウルトラソウルで(笑)
「ウルトラソウッ!ハイ!もう寝る!!」とかやってたんですけどね、
次の日はまさにこうだったね。
『夢じゃない あれもこれも』
なげーよ!
おしまい
ハッピーエンジェルヒルズのショーチャレンジは続きます。
応援よろしくお願いします!
グレママさんがたくさん写真を撮ってくださいました!
ランダムですが、載せさせていただきます。
ありがとうございます!!
朝5時半。会場着。
パドック。
笑顔~~!
触診クリア。
圧巻のオス4頭。
がんばるシトちゃん。
なんか、褒められてたっぽいジェスチャーされた。
オーストラリアからのジャッジでした。
飼い主が喜べは、犬も嬉しい。
これが原点だよね。
シャンディ!
この家族まじで、私の中のBIS!!
ほんとうに、えらい。そして、かわいい。
アゲアゲで熱くなったので、冷ましてる。
オーナーハンドラーだからこその一体感。
わたしをよく見てるね。
一瞬でも、いいところを見せたい。
スポットライトが…!
アワードパネル。
いい写真と思います。
もっとたくさんあるけど、この辺で。
心とクラウドにしまっときます
ポチッとおねがいします
にほんブログ村
1日の日曜日に日本最大のドッグショー・ジャパンインターに行ってきました。
自分にとっても、この犬種にとっても
刺激的な結果となり
やや放心状態だったのですが
明日みんなは忘れてしまうことでも、
私にとっては大事なことなので
良いことは積極的にパブリックに記録させていただきますね!!
でもまぁ…書きたいことが「いい結果でした~!楽しかった♪」
だけじゃ言い表せないくらいに
この結果に至るまでの道のりというものは
簡単にラッキーで得られたわけではなく
誰も聞きたいと思わないかもしれないけど一言では語れなくて
ぜんぜん筆が進みませんが、私だけのことではなく
純血種の繁殖の裏側には、本当にその犬種を愛する者たちの
語り尽くせない努力と情熱があることは
誰かの視点からでも語られるべきものではないかと
最近のペット事情を見ながら感じています。
結果としては、
オスでは4頭のチャンピオンの中から
デイブがBOB(ベストオブブリード)からの、
グループ戦では1席をいただくことができました!
これがどのくらい感動と興奮をもたらしたかというと
ジャパンインターでダルメシアンがグループ1席になったのは
実に6年ぶりで
その6年前にG1だったのが、
デイブの父犬だったからです。
(最初10年ぶりと思ってたんですけど、
10年前と6年前の2回でした)
また、デイブのショードッグ人生においても
インターでG1をいただいたのがこれが初めてのことで
オーナーハンドラーという立場で
ずっと超えられないでいたインターの厚い厚い壁を二人三脚で超えることができました。
流通頭数は今だに多いダルメシアンですが
真剣にこの犬種に向き合う繁殖家が
壊滅的レベルにいなくなってしまった昨今の状況で
デイブがもたらしてくれた結果が、どれだけ自分にとって
希望を与えてくれたかわかりません。
このショーを目撃した一人でも多くの人の心に残る犬になれたらいいなと思いました。
最近はシトちゃんメインでやっていたので
デイブにとっては2年ぶりのショーでした。
家でだらだらさせとくにはもったいないと思うシーンが暮らしの中にあり
またショーで走らせたいと思うようになり
1年間、管理の難しいデイブを本気管理してジャパンに挑みました。
その方が互いにいいのでは?と
練習のための出陳もしないで、ぶっつけ本番での勝負を選んで
朝の練習でもイマイチ息が合わなかったり、安全な、違う引き方にしようかと
どーしよどーしよと直前まで悩んでいました。
「その犬の一番いいところをみせればいいんだよ」
ある人の言葉を思い出して、デイブが一番かっこいい
自由で速度がかなり出るギリギリのやり方で
気づいたら走りだしていました。
悩んでいたのは私だけで、デイブの答えは出ていたようです。
ジャパンインターの総合戦というのはエントリー数3500頭の
頂点を決めるための、各グループを1席で戦い抜いた猛者たちが立つ舞台です。
周りはショーを仕事とするプロフェッショナルハンドラーや
海外からの遠征チームばかりのキング戦で
オーナーハンドラーは私だけ!
ここも強く言いたいよほんと・・・。
褒められたいわけじゃないのよ・・・でも、立ってたのよそこに。
出番待ちのついたてのカーテンの裏、そこは、
プロフェッショナルハンドラーにはアシスタントが何人も付いて
(走る度の声援・ヒューヒュー・拍手も割れんばかりでね)
ショードッグにかしずき、コートの一ミリの乱れも許さない
緊張の張りつめる空間。
人々の、この日のための24時間365日の努力の結晶がいままさに
ぶつかり合わんとする瞬間のマックスの高揚感が漂っているの。
そこに私とデイブは、一人と一匹
なんの後ろ盾もなく、たったふたりぼっちで笑ってる。
「がんばろね」って。
ショーにエントリーするのは簡単。
でも、勝たないと意味がないんだよ。
ダルメシアンに本気で向き合う人がほとんどいない中
いつでも、だれも歩いたことのない
足跡の一つもない雪の上を歩いている気分だった。
でもこの日は違って、
それぞれの雪道をまっすぐ諦めないで引き返さないで歩いてきた人たちに
嵐が晴れたの一瞬の間に出会えたようなチーム力があり
出陳者たち、駆け付けてくれたオーナーさんたち、
私を育ててくれた犬のプロたちの祝福と激励で
背中を押されて乗り越えることができました。
互いをリスペクトしあい声を掛け合った
すべての人のショーマンシップに乾杯です。
そして、
いままでお世話になったすべての方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。
デイブは私にとって、初めて育てたショードッグ。
自分でマナーを入れ、チャンピオンにした初めての犬です。
先人が守ってきた犬種への努力を決して踏みにじることのないように、
この犬に至るまでの長い長い遺伝子の旅に思いを馳せながら
私なりに向き合ってきたつもりです。
その犬に導かれて最高の舞台に立たせてもらうことができました。
やっと自信をもってデイブを引くことができるようになった気がします。
ところどころ、お笑い要素もぶち込んでくれたし…
ビデオみると穴があったら入りたいけど…
それもこの犬種の愛嬌ってところでしょうか。
FBやってる人は、「犬界网」で検索すると
ジャパンインターの総合戦のビデオが見れるのでぜひ見てみてください!
犬界网(なんて読むの?)は中国ドッグショーメディアなんですけど
とてもパワーのある団体です。
さて、一方シトちゃんはというと・・・
待たせすぎてテンションが合わず
シンクロ率5%・・・エヴァなら暴走レベル
バンドなら解散レベルのアレでしたが
まだ修業が足りないってことよねって思ってます。
「あたいにハックニー踏ませやがって!」って怒ってたよね~~。
ショーの前日、緊張してそわそわしてた時に
ふいに聞きたくなったのがB’zのウルトラソウルで(笑)
「ウルトラソウッ!ハイ!もう寝る!!」とかやってたんですけどね、
次の日はまさにこうだったね。
『夢じゃない あれもこれも』
なげーよ!
おしまい
ハッピーエンジェルヒルズのショーチャレンジは続きます。
応援よろしくお願いします!
グレママさんがたくさん写真を撮ってくださいました!
ランダムですが、載せさせていただきます。
ありがとうございます!!
朝5時半。会場着。
パドック。
笑顔~~!
触診クリア。
圧巻のオス4頭。
がんばるシトちゃん。
なんか、褒められてたっぽいジェスチャーされた。
オーストラリアからのジャッジでした。
飼い主が喜べは、犬も嬉しい。
これが原点だよね。
シャンディ!
この家族まじで、私の中のBIS!!
ほんとうに、えらい。そして、かわいい。
アゲアゲで熱くなったので、冷ましてる。
オーナーハンドラーだからこその一体感。
わたしをよく見てるね。
一瞬でも、いいところを見せたい。
スポットライトが…!
アワードパネル。
いい写真と思います。
もっとたくさんあるけど、この辺で。
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