2015パピー、お誕生日おめでとう！！

3年前のこのあっついあっつい夏、7月22日に
11匹のパピーがこの世に誕生しました。
あっという間に、その子たちも3歳に。
は～つい最近うまれたばっかりみたいな感覚なのに、時の早いこと。
あのときのことはほんとによく覚えてるよ。
忘れられないよね。
驚愕のエアコン代まで覚えてる。笑
子犬の熱気はすごかった。

シトちゃん、お誕生日おめでとう

3歳なのになぞの貫禄と落ち着きがあって
いっしょにいてすっごいリラックスできるこのシトちゃんの性格
毎日毎日どんどん好きになる。

ぴょーん。

わたしの力不足でなかなかチャンピオン完成できないでいるのですが

しと「ねえちゃん、どんうぉーりー、びーはっぴー。」

そんな感じのテンションのシトロンちゃん。
いつまでも元気でいてね。
いーじーごーいんぐ、で、お付き合いお願いします
また二人でショーに行って、帰りにアイスを食べようね。


そんなシトちゃんとねえちゃんの新たなチャレンジ。
アメリカのOFAにHIPとElbowの画像診断を依頼しました。

誰にもやり方とか相談しないでやったので
かなりビビッてたんですが（担当獣医師は、大丈夫って言ってくれたけど）
実際にサーティフィケートが届いて、
GOODとNORMALの文字を見て本当に安心しました。
つまりどういうことかと言うと、
シトロンの股関節の評価は7段階の上から二番目のGOODで
（なかなかexcellentは出ないらしい）
肘間接も問題なし、という結果ということです。
股関節、肘関節の形成不全は遺伝に左右されます。
シトロンがこの結果で、兄弟全部に当てはまるとは言えませんが
この繁殖において1つのハードルは越えたかなという
そういった確証を得ることができました。
だからと言ってこれからGOODの犬しか出ないとかそう単純に行かないのが繁殖。
何度も書いてますが、犬は工業製品ではないので
１００％完璧な犬はいません。
ということを重々承知しているので、結果に酔いしれないで、これはこれ。
完全に自己満足なんですけど、
挑戦できたことは良かったです。
シトちゃんは、聴覚の検査もしているので
その結果もOFAに載せれたら分りやすいね。やってみよう。
ちなみにOFAの検査ができるのは24ヶ月以上から。
その月齢設定って、2歳ってことですが
そのくらい成長しきってやっと、確かなその犬が持つ骨格がレントゲンに写る。
犬の先輩方は、ペットショップに並んでいる子犬の時点、
パピーの歩き方を見るだけで
その犬の将来の関節の状態がわかるような知識レベルの人がいるけど
（もちろんちゃんと知識のある審査員もね）
この犬が本当に繁殖に適しているのか、見ていくというのは
これだけじっくりと成長を見守らないといけないんだなって、
その24ヶ月という数字を見て思ったのでした。

犬の遺伝性疾患は、最近いろいろ日本でもDNA検査できるようになってきましたね。
保険会社が始めたりもして・・・
まぁ世界的に見て信用の置けそうなとこに依頼したいかなと思います。

人間の都合で生み出される犬たち。
いつまでもいつまでも元気でそれぞれの家族に寄り添ってもらいたい。
日本にいるってだけで
海外のブリーダーは当たり前にやっている検査をするのに一苦労で
お金も時間も超かかるし
結果は必ずいいって訳ではないのだから、すっごく怖いよ。
でも、人生のパートナーである愛犬とその家族がつらい思いをしないで過ごすためには
大切なことだと思います。
なかなかそこまで、犬と言う動物を見て
理解できる人は少ないのかもしれないけど・・・ちょっとずつだね。

つらつらと書いてしまったが。
そんなことはさておきだ。
３歳のシトロンとの時間、
跳ぶように過ぎていく犬との時間をまた、大切にしていきたい。

「しかし、もしきみが孤独な人間で、
住まいの中に誰かがいて帰りを待っていてほしく、
そのものと心のかよう接触をしたいと望むのなら、
イヌを買いたまえ。
都会の住宅の中でイヌを飼うのは残酷だなどと考えることはない。
イヌが幸福であるかどうかは、なによりもまず、
きみがどれだけの時間イヌと一緒に過ごせるか、
どのくらいしばしばイヌがきみの散歩のお供をして
歩きまわれるかにかかっている。
書斎の前で数時間きみを待つことも、
その後で十分ほどきみと一緒に散歩にゆけるなら、
イヌにとってなんでもない。
心のかよう友情がイヌにとってはすべてである。」
コンラート・ローレンツ『ソロモンの指環』より

２０１５年パピーのみんな、お誕生日おめでとう！

みなさん今年はどこかでゆる～～～～～く会えたら、
育ての親は嬉しいです。

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