晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

[1] 宇宙救助隊2180年

2015年02月03日 | 読書録
SFに帰ってきました。

大好きな「光瀬龍」宇宙年代記①です。

昭和50年発行の早川JA文庫版です。

ネットで見ると、後のハルキ文庫版の方が掲載作品数が大いみたいで…

きっと早川版は、年代記でまとめる前に

「カナン5100年」を出版してしまったので、その分なんでしょう。

しかし、宇宙開発のエピソードを

それこそ、歴史に名を残さないような人々の活躍が描かれた作品集。

歴史と時間の無表情さというか、独特な作品です。

ポケット版で「墓碑銘2007年」は、中学時代に読んでいるのですが

この無常観は、分かりませんでした。

あの、「SFマニア」と呼ばれていた時代、

この喜びは俺たちしか知らないんだ…的な優越感…

こんなにSFがあふれている時代に

初心に返るというか、

草創期の熱気と、のめり込みを感じたい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿