わたしに ひとつの 戒めがある.
「人は人也.われはわれなり.」という言葉のおもみが 理解できない人は コチコチの
「利己主義者」かと とがめだてする.
それはそうだろう. 身内の妻や子供に至るまで いまだに理解してもらっていない.
仏語に「天上天下 唯我独尊」という言葉がある.
これこそ 人間の 生きていく 根源なのである.
そういう個人主義の到達するところは「 ゜己を愛するがごとく他をも愛せよ.」と言うことで゜ある.じンもし
そのような 考え方は,多分に西欧の中世のきびしい戒律や権力の拘束から個人の解放を求めておこった
革命の中から売れてきたものに 違いない.わたし自身も 中学生のころ めぐり合った エミール・ゾラの
「真理」という作品に縁があったことである.でもそれだけでうことがはない.
最近よく歴史教育ということが 世間で語られる.
その歴史教育では 興味あることだが 戦前の教育の中に日本史・東洋史・西洋史という時間が設けられていた.
東洋史と言えば主として中国史と称してもよいとおもう,
春秋時代から はじまって戦国18史略など 実に楽しい授業であった.「追い抜け・追い越せ」の時代である.
国家の経綸は「徳を持って行なう」と言う風潮があった.
そんな こんなを考えてみると 日本史の中のごく一時期に 日本人は来るってしまった.
それは忌まわしい 軍国主義と 国粋主義とそれを側面から支えた マスメディヤの清である.
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