一票の価値について 最高位の 違憲 判決が出てから 久しいが やっと 議会が重い腰を
揚げるかに見える. それでも 難しい問題だ. 合区というのは簡単だが 行政単位を
はみ出しての 制度だから 強行施行というわけにすんなり行くのか
そもそも 一票の価値 を否定するものではないが この価値の変化を生み出したものは 何タ゜゛つたのか
一局集中の 行政を生み出した 国政のあり方 それに便乗してきた国民の 利便主義 が異常な
国の人口配置を生み出したのである.
自分が 生まれ育つた 故郷をはなれたくない 老夫婦と 私欲を求め 生活の利便を求めて 故郷を捨てた
若い世代. こんな言葉も聞かされる 「息子から 東京に出てきなさい といつも言われるのですが もうこの年になって
故郷を離れる気はありません 一人になっても 先祖の墓を わたしだけでも 守ってゆかないと」 100歳をこえたおばあさんが
ひとり 畑耕しながら 暮らしてる 限界集落が ある 一面では24時間 眠らない大都市私有変には日本人口の半数
以上の過密都市郡もあふれていく 公して一票の価値は ますます現実から離れていってしまう.
幾ら政府が地方の時代といっても 国自身が 行政制度を大きく変えない限り 将来の人口減と考え合わせて見ると
気が重くなる話である
一票の価値の極限までの追求は 地方の消滅にさえ連なる. 代表者を送れないことになる.
行政単位を 30万規模の都市に絞り 30万一票とするなら 300人の議員で構成されることになる
しかし,人の移動は絶え間なく続いていくだろうから 行政単位の増減を国民は受け入れていかねばならない
安全保障の法案は 差し迫った問題なのか 其れより 国家の骨組みを頑丈なものにするのが
先決か 日本人もいい加減 自分たちの身の回りにも 気配りしていかなければ 日本の未来は暗いぞ
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