「パプル、イエロ。結婚おめでとう」
「ミコルさん、ありがとうございます」
「ありがとうございます」
「パプルイエロ。おめでとう!」
ミコルENから初めての婚姻者が出た
ハミルENは結婚は許されていないが、ミコルENは許されている
ユメシャとミコル
ハミルENを創立した二人
所謂オーナーだが、
管理者は関わらない方針のユメシャ
深く入EN者と関係性を築きたいミコル
結婚は認めないユメシャ
婚姻も認めたいミコル
信ずる心の相違はミコルを苦しめた
やがて彼女は袂を分ち、恋人関係も解消した
軈て1人ミコルENを創設した
ハミルENは結婚、婚姻を絶対に認めないし、許さない、こんちくしょー
必要だからだ、なくなることが必要
デッカくデッカい繋がりのために
ミコルENは婚姻も認め、家族単位で繋ぐことが可能
金の家族、同じ財布で、経済力を均等に保つというだけのドライは両ENとも同様で、その存在の核となるべき冷淡の原則であった
信念や信仰は一切含まない
ただカネでのみ繋ぐ、DRY
ミコルENもカネは個人に分配されるので、仮に1人30万円ならば、夫婦として生活を営むなら60万円で暮らせばいい
個人管理にしても良いし、
何処に住んでも良いし、
籍は入れたが別居しても善い
ただ、婚姻の形を認めているというだけ
ハミルENは、何度もやかましい、結婚は認めない
そもそも結婚なんて形態は必要ではなくて、
古の頃から必要な制度は一夫一妻制が必要だったわけであって、 。
女性が複数人と交際していた場合、子孫の系統をスッキリ下ろせなかった
「俺の子だろ」
「いや、待て俺の子だ」
「どっちだ、女」
「多分、Aくんだと思う」
「たぶんってなんだよ」
自分の子が分からない。
男はもちろん、女もわからない
古代より、
これが問題で、認知したかった筈である
天才がいたんですね
素晴らしい制度を思いついた
一夫一妻制
全て解決しました
一人の夫に一人の妻ですから、その縛りの中では確実にその夫婦の子になります
実際はわかりませんが、そういうことにするための制度なんです
浮気してしまえば分かりません
イニシエの頃からそうだった筈です
古代から出来心という契約を上回るナチュラルは当然存在していた訳です動物ですから
それでも現代まで続いたんですね
素晴らしいです
この結婚ていうのは信頼の上に成り立ってます
信頼の制度が数千年の歴史を築いたんですね
人類最大の奇跡かもしれません
信頼。
男性に関して考察。自分の子供なんて確実は長い歴史の中、誰一人として、100%ではなかったんです
妻がどう行動してるかなんて完全にはわからないんです
でもほぼ、まあ受け入れるんです
信頼の制度ですから。疑いは所謂タブーだったんですね、根底の信頼を揺らがしてしまいます
一夫一妻の下では、その二人以外の子であるという理由はないんです
DNA鑑定ができるようになりました
実際には粗やらないケースが多いでしょう
信頼が崩れてしまいます
必要ないんですね、愛がガッチリしていれば、裏切りはあり得ない、と、このような発想になります、ガッチリしていれば、
99.9%以上とかいう話ですから、
信頼は何%でしょう
愛は、
変動性です
過去、物証より愛と信頼で成り立たせて来たんです
愛の生命体なんです
結婚、家庭、家族、血縁
仮に、
DNA鑑定が義務となったならば子孫はほぼ判明しますから、結婚の、いや、一夫一妻性の意義はボヤけてきます。必要性です。血筋に対しての観点です。
その縛りがなくても血筋は繋いでいける。
倫理とか道徳とかは治安とかは置いておきます。
愛は放り投げておきます。
また、えーと、なんだっけ、義務化ですね
寧ろ一夫一妻の根幹である信頼を裏切るケースがクローズアップされて、弁護士は多忙を極めることになるかもしれません
義務化なんて
できません
世界の終焉なんてそんな様かもしれません
信頼大崩壊、時代
明るみ新時代
正直、センチュリー
?
隠し続けるよりいいかもしれません
子どもは、どうでしょう
あなたは、本当に
本当の
あなた、ですか
もともと少し乱しておくんです
結婚がなければ、なんちゃら鑑定があっても恐るるに足らず、
もともと信頼の契約はされていませんから
・
人間界
縛りって気持ちいいんです
ほら
縛り過ぎると
痛いんです
丁度いい塩梅は何処ですか
丁度いい夜梅は頃合ですか
はあ、はあ
ミコル