ちょっと!おでん鍋タイム

オタッキーで動物好きのおばさんの暴走ブログ
(ハム姉さんは猫まみれ)

慣れちゃいけない

2007年10月04日 | 仕事
あのね、ちょっときつい内容かもしれないから、
スルーしてもいいよ。


今日、午前3時過ぎ入居者の方が他界されました。

昨夜散歩され、施設に戻られた時体調が悪いと訴えられ
で市内の某急性期の総合病院に入院され
ご家族が遠方から見られるのを待っていたように旅立たれました

今年もデイサービス利用者入れても数名亡くなられています。
世間では高齢者施設だから、80・90才なら長命と言われますが
毎日顔合わせて話していた職員はショックで寂しいもの。

病院に勤務していた時は、直接は死に対して直面せず、祖母・親戚
の葬儀しか知らなかった。

約20年前、高齢者施設に勤め目の当たりに亡くなっていく方々に対して
不安・寂しさ・悲しさ・怖さそして、人生を立派に歩んで旅立っていく
姿を見ていたと思う。

数年後亡くなられご帰宅されるのを見送りする時、当然のように能面のように
処置する看護師を見て、ふっとタイトルの言葉が頭によぎっていた。

一人の人生の終末期に立ち会えて、感謝はすれど慣れちゃあいけないんだよね。

ひとり、一人が小説以上ドラマ以上の素晴らしい生を全うして
旅立つのを送らせてもらう看護師・介護福祉士凄い仕事だよね。
そこに少し関与させてもらった管理栄養士である私も同席させてもらって
勉強・修行しているって思えたんだよ。

大往生だったね、なんて簡単な言葉では終われない人生。
いくつにになっても親は親…

ここ数年、自分の専門業種以外の入居者の相談や調整など
やらせてもらい結構精神的に疲れが出ていたのよ

でも、頼ってくれるって事はうれしいことなんだよ♪

今年の夏は暑すぎでした…ここに来て体調崩す方が多くなっています。

ちょっとした気づきで対応できる事もあるはず
無理せず、背伸びせずちょっと手を添えることが出来たらって
思っています。
まっ、一応↑綺麗ごとを並べておきます。
本音はね、お年寄り同士の悪口・陰口・裏切りの世界
話し聞いていると気が滅入ってくるから疲れが抜けないんだな
もう少し丸く人の話聞けるといいのにね。
皆さん、自分の行動が一番正しいと思っているので、
人間関係裏側がギクシャクしちゃうみたいよ


緑の文は内緒