妄想族戦闘記

乳癌になっちまったよ。
この世の平和のためにキャンサーバスターとして立ち上がったおばさんの冒険記??

痩せないね。

2007年02月07日 | 放射線治療中


それにしても雨降らないな
自分がこの病気になって感情の起伏の激しさに
本人が追いついていかないときがある

わりと感情を表に出す人間ではなかった
職場はもちろん自宅でも

今は自宅では暴君そのままちょっとした言葉で
傷つき泣くので母はオドオド顔色を見ながら話す時がある
…また其れが気に喰わなくなるのだ…
心では母さんごめんって謝り病気になった自分を悔やんでいる。

さすが職場では出せない…管理者の立場もあるし…
元気そのものでいるので誰もが病気ということを忘れて対応するが
…本音辛いのだ…前は交わせた会話が今は胸の奥に刺さって抜けなくなる

助けてって何かを求めている時がある
20代・30代前半の若い職員は何かを感じているのか
気を紛らすように漫画を貸してくれ無言で頑張れエールを
送ってくれる助かっているよ。

気を使っている様で酷い事を言って来るのはおば様方が多い。
一つ下のデイのパートのご婦人
「ほっこさん癌なのに痩せないね」「えっ…

「私の旦那の知り合いが抗癌剤始めひどい痩せ方なのよ。
胃を切った後、腸にも転移して大変見たい」と、
私の知らない人の病気の話を等々と述べる。

ちょっと待ってよだって知らない人の話聞きたくないよ
心配って言っているけど違うじゃないの?
しまって置けなくて話しただけじゃないの

本人は真剣で生きていくのに必死なんだよ
その話は旦那さんと話してよ…きっとで私も彼女の話の種になって
家族はおろか見も知らない友人達にも広まっていると思うとやりきれなくて

「私は乳癌だよ内臓は元気なのわかる?
失礼なこと言わないでくれる」…やや切れで返すのが精一杯だった。

でも私も病気の前他人事で人の
病気の話をしなかったか思い返しちゃった…
自分が先天的な心疾患持っていたから痛みがわかっていた
病気に関しては言いまわらなかったな

今は少し安心してその頃の自分をほめてしまいそうだ
コメント (16)
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