花日和 Hana-biyori

「あしたのジョー」

杉浦直樹の『漫勉neo』(Eテレ)を録画で観ました。いつもどうも見逃してしまうけど、ちばてつや先生の回だけは観たくて撮っておいたのです。

「あしたのジョー」の話もたくさんされていて、またあの面白さが脳裏に蘇ってきました。子供の頃、アニメで観ていたのが最初で、ジョーが少年院に入れられるまでの顛末や、精神鑑定を受けて大人をまったく信用していない不遜な態度や、豚の群れに乗っかって脱走しようとするくだりなど、悪辣すぎる主人公に度肝を抜かれたのを覚えています。

子どものときも夢中で観ていましたが、高校生くらいで漫画を古本屋で立ち読みして、これもまた目が覚めるような面白さですごく引き込まれました。戦後のドヤ街がまだ残っているころの話なので、子どもの頃には気付かなかった部分も理解できました。漫勉でも言っていましたが、背景の描き込みに雰囲気がでていて。まあ、リアルな当時のことは知りませんけど。

そして私にとっては、何しろジョーがかっこいい。漫勉でもちらっと出てきたジョーの絵が、色気のあるかっこよさだなあと思って見ていました。子どものころや思春期に刷り込まれたものだから余計印象が深いのかもしれませんが、社会現象になったのも分かる、本当に心から面白いと思う漫画・アニメでした。
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