見出し画像

花日和 Hana-biyori

ドラマ「燕は戻ってこない」5、6話(感想)

代理出産をテーマにしたドラマ「燕は戻ってこない」(NHK)

5〜6話は、困ったことになっていましたね〜。

北海道に帰省したリキ(石橋静河)は、草桶氏(稲垣吾郎)から勝手なことをするなと厳しくメールで責められ腹を立て、以前の不倫相手とやけくそのごとく肉体関係へ。

さらに数日後、東京でセラピストのダイキとも。その後、草桶氏との人工授精も行い、めでたく妊娠したのが第6話でした。

つまり、誰の子かわからないから中絶するか迷うという展開なわけですが。


このお話って、日本で代理出産をやるとしたらこれ以上ない納得感のある設定ね〜と思っていました。

依頼主は遺伝子にこだわる元世界的バレリーナ、妻は不倫後に再婚し意地でも離婚できない。代理母となるのは地方から出てきた貧困女性。

ただ、ここにきてリキは一度堕胎しているのにまた生殖に関してうっかりなしでかしをしており、うーん残念と思ってしまいます。

もちろん、自分の身体は自分のものとして自由に扱っていいのですが、それ自分が後でもの凄く困るやつじゃん…。危ういにも程がある。

って感じで若干呆れましたが、まあそういう迂闊さを持っているから代理出産をすることにしたってわけかもしれませんね。

面白いストーリー展開を作ろうとすればそうなるってことでもあるでしょう。あっさりなんの葛藤もなく産まれたら、あとは子供の親権を争うとか現実で既視感ありの展開しか考えられませんし。

そしていくら生殖医療が進んでも、命の采配は人間にコントロールしきれるもんじゃないぞ、ってことを改めて突きつけているようにも感じます。





 
 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「テレビ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事