マルマくん かえるになる 文:片山 令子 / 銅版画:広瀬 ひかり出版社:ブロンズ新社 |
ちゃんと読んでいて、「めっちゃ面白かった」と言っていました。
まだしっぽが残っていてうまく泳げないマルマくんが、同じようにしっぽが残っている友達3人と、がませんせいから特別授業を受けながらいつのまにかしっぽはなくなり、立派なかえるになるというお話です。
がませんいが、「こんな ふしぎな ときがあるのは、かえるだけなんだ。ゆっくりだって、いいんだよ」と星空を眺めながらひとりごとを言う場面なんか、なかなか素敵です。
絵がとてもきれいで色彩豊か。銅版画家のお仕事だそうで、こんなにきれいなものなのかと感動しました。
その他、「からすのぱんやさん」と「スプーンおばさん ちいさくなる」を読んで、ダラダラしたあといよいよ宿題をやらねばという頃になったら、急に「今日帰ってきてからつまんなかった!!」と叫んでぐずり出すからびっくりです。
こんな男彼氏だったらやだなーと思いました。