月曜日、小学校で読み聞かせボランティアでした。校内テレビ生放送。私は読んでいませんが、ベテランのお二人が読んでくれました。
『おおかみのおなかのなかで』(マック・バーネット文/ジョン・クラッセン絵/なかがわちひろ訳/徳間書店)
森の小動物たちがおおかみのお腹の中で安心安全ちゃっかりゆかいに暮らすおはなし。
物理法則を無視した胃袋ワールドに、6年生の男の子たちは「いやいやいやいや(ありえない)」とツッコミを入れつつ楽しんでいたようです。
『ゆうかんなアイリーン』(ウイリアム・スタイグ作/おがわえつこ訳/らんか社)
こちらは風邪をひいたお母さんの代わりに、仕立てたドレスをお屋敷の奥さまに届ける少女のお話。
吹雪のなかをゆうかんに進むアイリーンでしたが、途中でドレスが吹雪に飛ばされるアクシデントもあってハラハラします。ドレスが都合よく見つかる場面では、子供たちが歓声をあげていました。
何を読むか決まっていなかったときは、最初はドラマ放送にちなんで『100万回生きたねこ』を読む候補にしておられました。しかし、これは大人の絵本と判断されて、こちら(アイリーン)に変えていました。
『100万回生きたねこ』でも、いいのでは…なんなら私が使おうかなと思っていたくらいです。が、やっぱり子供むけの、子供の目線で子供が喜ぶ物語のほうで良かったんだなと思いました。
ウイリアム・スタイグの絵本は、他のでは『ロバのシルベスターとまほうのこいし』が私は好きですね。