3/28(水)春期講習、予定表通りです。
本屋さんへ行ったら、学習参考書コーナーの目立つところに「教科書ワーク」と「教科書ぴったりテスト」が並んでいました。
どちらも教科書準拠テキストですが、小学校入学、あるいは、進級に合わせて、購入を考える親御さんも多いのではないでしょうか?
どちらのテキストも、レベルが標準的で解説がわかりやすく、問題量も適当です。各章末問題はテスト対策にちょうどよいレベルです。子どもが自分で勉強するのにとても使いやすく、はなみがわ学習塾でも家庭学習用に使用しています。
それでは、どちらを選んだらいいのでしょうか?
この時期ですと、国語、算数、理科、社会、4冊セットになって親切にもクリアケース入りで売られています。店頭で、両者を手にし、悩まれるお父さんお母さんの姿をよく目にします。
セットで買ってももちろんいいのですが、両方ともそれぞれ特徴があるので、セットで買うまえに、教科ごとによく中を見比べてから、ご購入されることをお勧めします。
ちなみに、はなみがわ学習塾では、算数は「ぴったり」を、理科と社会は「教科書ワーク」を使用しています。
「ぴったり」は、文字通り、正に教科書ぴったりで、教科書の類題が満載なので、学校の授業の予習復習がしやすいです。子どもたちも「ぴったり」を手にして、「今日は、ちょうどここをやった」と、一目瞭然。見知ったところは、取り組みやすく、学習意欲がわきやすいです。巻末のテスト「夏のチャレンジテスト」「冬のチャレンジテスト」「春のチャレンジテスト」は、範囲が学校の進度に合っていて、学期末に挑戦するのにはいいです。おまけの「計算せんもんドリル」は、夏休みなどの長期休暇に復習用として、まとめて計算練習に使えます。
一方、理科と社会ですが、これは、個人的な好みですが、カラフルな「ぴったり」より、色が地味目の「教科書ワーク」の方が、図表が見やすいような気がするため、「教科書ワーク」の方を使っています。また、「ぴったり」はあまりに教科書にピッタリすぎてしまいうところが、難易度を下げているように感じるので、子どもたちの学習に少し負荷をかける意味で不親切気味の「教科書ワーク」に軍配を上げています。理科と社会が苦手で、教科書を調べながら問題を解くのが苦手なお子さんには、「ぴったり」の方がいいかもしれませんね。
店頭だとセットになっていて、どちらかを選びがちですが、「教科書ぴったりテスト」と「教科書ワーク」どちらも微妙な違いがありますので、ぜひ、各教科ごとに中を見比べて、お子さんの教科の得意な教科・不得意な教科を考慮しつつ、選ばれてはいかがでしょうか。必ずしも、どちらかにそろえる必要はないと思います。
「国語」ですが、残念ながら、これはと思う市販の教科書準拠教材には、あまりお目にかかれません。たぶん、ご家庭で答え合わせをすることを考慮すると、どうしても採点をしやすい問題になってしまうので、内容的に平易な問題が多く、全体的に、抜き出し問題や記述問題などの踏み込んだ問題が減ってしまう傾向にあるのではないでしょうか。そんなわけで、はなみがわ学習塾では、国語の準拠教材は、市販されていない、塾専用教材のみを使用しています。
教科書に準じた漢字ドリルが、たくさん市販されていますが、ドリルなどを買い与え、子どもだけで練習させるのではなく、特に、子どもが低学年のうちは、親が教科書を見ながら口頭で問題を出してやり、一字一字書き順や字形などを注意しながら、漢字練習に付き合ったほうがいいと思います。間違えた字や書けなかった字は、リストアップしてやり、時間を置いて再挑戦させると効率的に漢字を覚えられます。そのうち、子ども自身が漢字練習の方法を身につけてくれ、中学生になったら英単語の暗記方法にも応用できます。
子どもにあった参考書や問題集を選ぶのはなかなか難しいですが、オーダーメイドの家庭学習環境を準備してやれるのは、親だけです。親御さんも「勉強」しつつ、がんばってください。
(手に負えなくなったら、お早めに、ぜひ、塾へ!)
本屋さんへ行ったら、学習参考書コーナーの目立つところに「教科書ワーク」と「教科書ぴったりテスト」が並んでいました。
どちらも教科書準拠テキストですが、小学校入学、あるいは、進級に合わせて、購入を考える親御さんも多いのではないでしょうか?
どちらのテキストも、レベルが標準的で解説がわかりやすく、問題量も適当です。各章末問題はテスト対策にちょうどよいレベルです。子どもが自分で勉強するのにとても使いやすく、はなみがわ学習塾でも家庭学習用に使用しています。
それでは、どちらを選んだらいいのでしょうか?
この時期ですと、国語、算数、理科、社会、4冊セットになって親切にもクリアケース入りで売られています。店頭で、両者を手にし、悩まれるお父さんお母さんの姿をよく目にします。
セットで買ってももちろんいいのですが、両方ともそれぞれ特徴があるので、セットで買うまえに、教科ごとによく中を見比べてから、ご購入されることをお勧めします。
ちなみに、はなみがわ学習塾では、算数は「ぴったり」を、理科と社会は「教科書ワーク」を使用しています。
「ぴったり」は、文字通り、正に教科書ぴったりで、教科書の類題が満載なので、学校の授業の予習復習がしやすいです。子どもたちも「ぴったり」を手にして、「今日は、ちょうどここをやった」と、一目瞭然。見知ったところは、取り組みやすく、学習意欲がわきやすいです。巻末のテスト「夏のチャレンジテスト」「冬のチャレンジテスト」「春のチャレンジテスト」は、範囲が学校の進度に合っていて、学期末に挑戦するのにはいいです。おまけの「計算せんもんドリル」は、夏休みなどの長期休暇に復習用として、まとめて計算練習に使えます。
一方、理科と社会ですが、これは、個人的な好みですが、カラフルな「ぴったり」より、色が地味目の「教科書ワーク」の方が、図表が見やすいような気がするため、「教科書ワーク」の方を使っています。また、「ぴったり」はあまりに教科書にピッタリすぎてしまいうところが、難易度を下げているように感じるので、子どもたちの学習に少し負荷をかける意味で不親切気味の「教科書ワーク」に軍配を上げています。理科と社会が苦手で、教科書を調べながら問題を解くのが苦手なお子さんには、「ぴったり」の方がいいかもしれませんね。
店頭だとセットになっていて、どちらかを選びがちですが、「教科書ぴったりテスト」と「教科書ワーク」どちらも微妙な違いがありますので、ぜひ、各教科ごとに中を見比べて、お子さんの教科の得意な教科・不得意な教科を考慮しつつ、選ばれてはいかがでしょうか。必ずしも、どちらかにそろえる必要はないと思います。
「国語」ですが、残念ながら、これはと思う市販の教科書準拠教材には、あまりお目にかかれません。たぶん、ご家庭で答え合わせをすることを考慮すると、どうしても採点をしやすい問題になってしまうので、内容的に平易な問題が多く、全体的に、抜き出し問題や記述問題などの踏み込んだ問題が減ってしまう傾向にあるのではないでしょうか。そんなわけで、はなみがわ学習塾では、国語の準拠教材は、市販されていない、塾専用教材のみを使用しています。
教科書に準じた漢字ドリルが、たくさん市販されていますが、ドリルなどを買い与え、子どもだけで練習させるのではなく、特に、子どもが低学年のうちは、親が教科書を見ながら口頭で問題を出してやり、一字一字書き順や字形などを注意しながら、漢字練習に付き合ったほうがいいと思います。間違えた字や書けなかった字は、リストアップしてやり、時間を置いて再挑戦させると効率的に漢字を覚えられます。そのうち、子ども自身が漢字練習の方法を身につけてくれ、中学生になったら英単語の暗記方法にも応用できます。
子どもにあった参考書や問題集を選ぶのはなかなか難しいですが、オーダーメイドの家庭学習環境を準備してやれるのは、親だけです。親御さんも「勉強」しつつ、がんばってください。
(手に負えなくなったら、お早めに、ぜひ、塾へ!)