「大哺乳類展2」が上野の国立科学博物館で開催中です。
哺乳類の剥製がずらり。
パンダの剥製は、かつて上野動物園にいたリンリンだそうです。
お隣の上野動物園で飼育されている動物が死ぬと、科博で剥製にされるという話は、衝撃的でしたが、「種の保存」という動物園の役割がこの展示を通して思いがけなく垣間見られました。
マッコウクジラの巨大骨格標本の下には、シカたちの標本がずらりと並んでいます。
最近のDNA解析の記述が進んで、クジラとシカは進化の系統が近いことがわかっているそうです。
(クジラとカバならまだわかりますが、シカまで親戚とは!)
長い年月を経て、もとは同じご先祖様だったのに、日々の暮らしぶりからこんなにも見た目が変わってしまうなんて、にわかには信じがたいですね。
(でも、自分の体型だって、日々の暮らしぶりの積み重ねで作られているのですから、ある意味納得です。反省・・・。)
詳細は、
http://www.kahaku.go.jp/index.php
週末は混雑しているようなので、平日、学校が早く終わったときに、さっと行くのがおすすめです。上野までは猛ダッシュですが、展示はゆっくり見られます。
おまけ。上野公園の桜。
今年は桜をいっぱい見たなぁ。