多くの読者の方はご存じの通り、私はハワイ情報のウェブサイトを開設しています。
旧デザインのサイトから、現在の新デザインのサイトへコンテンツ移行を手作業でやっているため、なかなか時間がかかってしまい申し訳なく思っております。
さて、このウェブサイトのなかで、もっとも多くの方にご好評をいただいているコンテンツが「花馬米のハワイぶらり一人旅」です。
はじめは個人的な覚え書きとして、「公開の場に置いた自分の日記」まさに今日のブログのような感覚といってよいでしょうか、そんなところから始まったのでした。
「花ぶら(hanaBura)」と短くしてみたり、「花ぷら(hanaPura)」としてみたりしつつ、また一人旅とは言いながら、家族や友人と同行したときのことも綴ってきました。
そして今回、急きょ決まった母(実母の方です)とのニューヨーク旅行(他にナイアガラ滝、ワシントン D.C.)の模様についても、番外編として載せようかどうか、考えているとことなのです。
ハワイ情報ではないので、その意味からは逸脱してしまうのですが、初期の「公開の場に置いた自分の日記」という考え方でいこうとしているのであります。
今回の旅行目的、というか動機は二つありました。
ひとつは、以前からナイアガラの滝を見てみたいと言っていた実母にとって、最後の海外旅行になるかもしれないということ。
二つ目は、私自身がアメリカ建国の歴史に触れたいと思っていたこと。
ハワイへ何度も旅行しながら、日本人とアメリカ人の違い、お国柄の違い、世界観の根底をなしているであろう宗教観、死生観について、わずかでも理解や実感を深めて行きたいと考えている私にとって、今回のニューヨーク旅行は、ハワイの歴史と現在も含め、少しでも広く世界を理解できるのではないか、という個人的な考えによるものです。
おおざっぱな旅程を申し上げますと、4泊6日でニューヨーク・マンハッタンのホテルに宿泊。到着日翌日に典型的な1日市内観光、その翌日にナイアガラ滝をカナダ側から見物、更にその翌日に、鉄道でワシントン D.C. に入って連邦政府関係の施設を見学、という流れです。
9.11の同時多発テロから10年目を迎えようとしているアメリカ。とくにワールドトレードセンターがあったところは、その部分を記念碑的なモニュメントとし、新たなワールドトレードセンターの建設が始まっています。
「アメリカの決意」とでもいったものを肌で感じた気がしました。
また同時に、テロから間もない頃、ハワイのあちこちでも見かけた「UNITED WE STAND」という言葉の意味が、わずかではあるかもしれないけれど、体にしみこんできたような感じがしています。