たとえ緊急事態宣言下であっても東京五輪は実施する、とIOCコーツ調整委員長が断言した。IOCの腹の底に「刈り取り」が済んだ後で極東の有色島民がどうなろうと知ったことではない、という感覚が潜んでいるのかどうかはわからないが、少なくとも日本の政府も経済界も「強行2020五輪」を表明している。「ほら、やっぱり日本人って歴史から学習できないヤツらなんだよ」という声が国外から聞こえてきそうだ。 . . . 本文を読む
「終活」という言葉はすでに市民権を得ていると思うが、故人が使っていたIDやパスワードをはじめ、各種契約や預貯金の実態さえつかめず、残された家族などが大変困るといったことが話題にのぼっている。今回はデジタル終活について考えるとともに、筆者自身の方法をご紹介する。 . . . 本文を読む
筆者が以前勤めていた会社に台湾出身の若い女性がいた。あるとき私が知ったかぶりをして「台湾って35年間だったか、オランダ領だったんだよね」というと、彼女はコピー機の前で作業の手を止め、スッと私に向き直って「いいえ、38年間です」とピシャリと断言した。赤面のエピソードではあるが、じつは日本もわずか数十年前、約7年間にわたってこの地球上に主権国家としては存在していなかった。現代日本人は、彼女と同じような態度で外国人に説明できるだろうか。 . . . 本文を読む