選挙の行方を議論するのもいいが、その手続きが果たして妥当なものなのか、私たちは考えなければならない。 筆者は「IT選挙」とでもいうものが、民主主義の革命的進歩につながるのではないだろうかと考えている。 だがその議論すらも盛り上がらないことが、今の日本の大きな問題点の一つである。今回の選挙も何らかの結果が出るわけだが、投票率と得票数を掛け算してみて、それが本当に民意を反映しているといえるのかどうか、「当選」した議員たちやそこから導かれる政権に「正当性」があるといえるのかどうか、よく考えなければならないと思う。 . . . 本文を読む