半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

老舗の旅館、ホテルの怠慢!?

2010年06月24日 12時50分28秒 | ビジネスの参考に・・・なるかな?
こんにちは、半次郎です。

郷里の話です。
故郷では老舗で名高いあるホテルがあります。
観光バスで連日、観光客を受け入れ、故郷の観光が落ち込んでも、他の旅館やホテルよりも忙しい状態です。

特にそのホテルは、何十年か前に昭和天皇、皇后がご宿泊されたことがあり、それが売りでもある由緒あるホテルです。

ところが、そんな老舗でも、最近、宿泊した方の話を聞くと、どうもサービスの質が低下しているようなのです。

お風呂の上がり湯のシャワーが壊れていたり、湯船が熱すぎたりぬる過ぎたりと、細かな温度チェックが行き届いていないようなのです。

加えて、アルバイトの教育も怠っていて、例えば、宴会時にビールを頼むと、言われたビールだけを持って来て、栓抜きやコップには気が回らないといった有り様だそうです。

これではリピーターは期待薄でしょう。
それに反して、民宿などの小さなところの評判がすこぶる良いのです。

先ず、宿泊された方が一様に驚くのが、料理だそうです。
値段の割に美味しく量も多いのだそうです。

隅々まで行き届いた、心のこもったもてなしの民宿が多いようです。

こういう当たり前のサービスがあってはじめて、リピーターが増える訳です。

老舗の名前に安住せず、常に努力を怠らない経営を心掛けて貰いたいものです。
観光客が減少している現状を打破するには、こういった当たり前の努力が重要なのだと思います。

from 半次郎


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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (トキ)
2010-06-24 13:08:01
旅行で老舗と言われるところで満足したことがありません。
商売は大変でしょうがお客様あっての…でしょうから勉強して貰いたいものですね!
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トキさんへ (半次郎)
2010-06-24 20:34:48
 コメント、ありがとうございます。

そう言われればそうですね。
“老舗”って優良企業の代名詞かと思っていましたが、案外、不勉強な企業の代名詞だったのですね。
ただ長く続いただけだったりして・・・。
『“老舗”だから客は付いてくる』などと思っていては、民宿に取って代わられます。
宿泊する側は、良いサービスが受けられるなら、老舗だろうが何だろうが関係ないですものね。
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