口だけマスクの効果は？

こんにちは、半次郎です。

インフルエンザ騒動で、マスク姿の人を目にするのも、当たり前の光景になって来ました。
タイでも死者が出たそうですから、まだまだ油断できません。

このマスク姿を見ていて、一見、個性がなさそうに思えるマスク姿が、実は意外と個性が垣間見えることに気付きました。
マスクの種類も様々ですが、掛け方も人それぞれなんです。

サイズの合っていないブカブカのマスクを掛けている方も居れば、裏表や上下が逆だったりする人も居ます。
中には、口だけを隠して鼻を丸出しにしている方も居たりします。
これではマスクの効果がないと思うのですが…。

そこで今回は、この“口だけマスク”を検証してみたいと思います。

口だけにマスクを掛ける“口だけマスク”ですが、全く効果が無いのでしょうか？

まずは健常者の場合から…。
鼻呼吸をしている人であれば、ウィルスはマスクに遮られることなく素通りしますから、全く無意味であると言えます。
では、口呼吸している人ではどうでしょう？
鼻を使わず、常に口で呼吸をしている人は、このマスクが防いでくれますから有効であると判断出来ます。
おそらく、口だけ
にマスクをしている人は、口呼吸をしている方なのでしょう。

今度は、その人が保菌者になり、他者に感染させないようにマスクをする場合を考えてみましょう。
鼻呼吸、口呼吸に拘わらず、くしゃみをするとなると口や鼻からウィルスを含んだ飛沫が飛散します。
これをマスクが防いでくれる訳ですが、鼻を丸出しにしている“口だけマスク”の人は全く意味がありません。

そう考えると、“口だけマスク”の人は、自分の感染のみを防ぎ他者への感染防止には無頓着な、言わば他者に対する思いやりに欠けている人なのではないかと判断できます。

…と言うことで、マスクは鼻と口を覆うように掛けましょう！

半次郎のブログをご覧の方に、この“口だけマスク”の方がいらっしゃっいましたら、失礼の段、深くお詫び申し上げます。

from 半次郎