半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
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サラダ油は悪魔の油か?!

2016年03月02日 12時09分00秒 | “健康” に関すること

こんにちは、半次郎です。

陽射しがたっぷりあって暖かくなりましたね。
気温は10℃を超えた程度のようですが、南風で暖かいですね。
春がすぐそこまで来ていることを感じます。
いつまでも長生きして、この春の風を感じていたいものですね。

さて、少しでも長く春の風を感じていられるためには、健康でなければなりません。
そこで今日は、健康を損ねる恐れのある食品に関する話題です。

そうです、サラダ油です。
ネットサーフィンしていて、サラダ油に含まれる有害物質の記事をいくつも目にしました。
サラダ油には、こんな有害物質が含まれているのだそうです。

“トランス脂肪酸”と“ヒドロキシノネナール”です。

“トランス脂肪酸”は何年も前から悪名を轟かせているのでご存知の方も多いと思いますが、“ヒドロキシノネナール”という有害物質は初めて耳にしましたので、改めて、この二つの有害物質を調べてみました。

まず、トランス脂肪酸ですが、トランス脂肪酸は冠動脈の閉塞・狭心症・心筋梗塞等の発症と認知機能の低下を招くとして米国が2018年以降、「トランス脂肪酸の発生源となる油の食品への使用を原則禁止」と決定したほどの有害物質です。
そして、初めて耳にするヒドロキシノネナールもトランス脂肪酸に負けず劣らずかなりの有害で、神経疾患、動脈硬化、がん、そしてアルツハイマーなどを発症すると言われています。

一体、ヒドロキシノネナールとは、どんなものなのでしょうか?

ヒドロキシノネナールとは、サラダ油の主成分であるリノール酸がセ氏200℃前後に加熱されると発生する物質なのだそうです。
実は、サラダ油は精製過程で油を抽出する溶剤を揮発させるための熱処理だったり、脱臭するための熱処理といった行程を行っていて、この時にヒドロキシノネナールが発生します。
また家庭で揚げ油として何度も使用したりする場合にも発生します。

そして、このヒドロキシノネナールは細胞内に低濃度で存在する時には細胞を活性化させたり、発達を促したり、抗酸化作用がありますが、高濃度になると毒性を示し、細胞膜のリン脂質をつぎつぎと酸化させていき、ついには、神経細胞だけではなくあらゆる臓器の細胞を死に追いやるのだそうです。
つまり神経疾患、動脈硬化、がんなどを引き起こすことが懸念される訳です。
これが脳細胞に入り込めば、脳の神経細胞が死んでしまい、最終的には「海馬」(記憶や空間学習能力に関わる脳の器官)が萎縮してしまいます。
海馬はアルツハイマー病の最初の病変部位ですから、その状態が続けばアルツハイマー病や認知症になると言うことですね。

ここで疑問です。
低濃度/高濃度の境目となる量はどのくらいなのでしょうか?
いろいろと検索しても、目安となる量の記述がないので、何ともよく分かりませんが、トランス脂肪酸も含まれているのですから“サラダ油”に近寄らないようにするのがベストでしょう。

一方、このサラダ油に対して、思わず“救いの神”と呼びたくなる油があります。
亜麻仁油やエゴマ(シソ)油などの「オメガ3系脂肪酸」を含んだ油です。
オメガ3系脂肪酸に関して、アメリカのドナルド・ラディン博士が臨床実験で
心臓病・糖尿病・関節炎・消火器病・前立腺肥大・偏頭痛・慢性疲労・生理不順・精神疾患・皮膚病・アレルギーなど抱える患者45名に、亜麻仁油を毎日大さじ2杯から4杯与えたところ、多くの患者の症状が3ヶ月~1年半で改善、あるいは完治したそうです。

ただし注意しなければならないのは、これらオメガ3系の脂肪酸は熱に弱く、加熱によって酸化して不飽和アルデヒドという物質が発生し、細胞に害を及ぼします。
従って、亜麻仁油やエゴマ油はサラダなど加熱しない料理に使用しましょう。

加熱して使う油としては米油やゴマ油、オリーブオイルなどが良いようです。
これらの油はオメガ9系といって、オレイン酸を多く含み熱にも強いのだそうです。

・・・と言う訳で、「悪魔の油」は言い過ぎだとしても、『サラダ油は危険な油』と結論づけたいと思います。

信じるか信じないかは、あなた次第です。

・・・って、なんだか都市伝説みたいになっちゃいましたね。

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