スーパーカブ110に乗って菊川市立総合病院へ2022年9月27日
2022年9月29日のまにら新聞から
9月29日のまにら新聞から
「比の主張認められず」 ICC検事が捜査再開請求
ICCのカーン主任検事が比政府の主張を全否定し、麻薬戦争への捜査再開を申請
比政府が8日に国際刑事裁判所(ICC)予備審査部に提出していた前政権期の麻薬捜査中の超法規的殺害に関するICC捜査中断の要請に対し、ICCのカーン主任検事は22日、21ページにわたる反論文書を同予備審査部に提出し、捜査再開を要請した。28日の英字紙インクワイアラー電子版などが報じた。
比政府は警察当局の捜査中の容疑者殺害について、「人道に対する罪」の定義に該当せず、比国内で捜査・訴追を進めているため「補完性の原則」に照らしICCに管轄権が生じないなどと主張していた。「補完性の原則」とは、該当国が国内捜査・訴追を真に実施する意思・能力がない場合にのみICCに管轄権を認める原則。
これに対しカーン検事は①「人道に対する罪」の解釈に関する異議はICCの管轄権を奪うものではない②比が提出した調査報告書には容疑者殺害件数に比べごく僅かな訴追を行ったことを示すのみで、本格的な国内捜査・訴追ができていることの証拠にならない③ドゥテルテ前大統領をはじめとする元政府要人に捜査の手が及んでいない――などの点を指摘。「(捜査中断を求める)比政府の主張には妥当性がない」とした。
5月31日時点で、比政府は麻薬撲滅政策下での容疑者殺害件数を6252件としている。その一方、今年8月時点で、比政府が非合法な容疑者殺害と認定したのは52件、刑事訴追を行ったのは5件に留まる。マルコス大統領はICCの捜査を「主権侵害」とし拒否する構えだが、自身の麻薬撲滅政策については、末端の麻薬売買人への苛烈な取り締まりでなく、予防や教育、リハビリに重点を置く新方針を示している。(竹下友章)
きょうのニュース
「マスク任意化が原因」 コロナ感染増で再義務化も
保健相代行がマスク着用任意化が最近の感染拡大のひとつの原因との認識を示す
死者10人、不明8人に 台風16号の被害
台風16号の死者が10人、行方不明が8人と国家災害対策本部が発表
学校修繕に1億ペソ 台風16号
台風16号で20の学校が被害を受け、修繕に推定1億1200万ペソが必要
高野誠司氏が再選 マニラ日本人会会長
マニラ日本人会は臨時理事会で2023年度会長に現会長の高野誠司氏を再選
新官房長官を任命 大統領
ロドリゲス氏に代わり、元最高裁長官のルーカス・ベルサミン氏が官房長官に就任へ
豚肉価格さらに上昇か
豚肉需要の増加やアフリカ豚熱の影響により、豚肉価格がさらに上昇する見込み
マニラハポンズ再始動 7人制ラグビー大会に出場
7人制ラグビー大会に在比日本人駐在員で構成される「マニラハポンズ」が出場
違法POGO従業員一斉検挙へ 中国人犯罪多発で司法省など
オンラインカジノで不法に働く中国人の一斉検挙と強制送還が実施される
判事への「赤タグ」は法廷侮辱 共産党「非テロ組織」判断で
最高裁は判事への「赤タグ付け」や脅迫行為に対し法廷侮辱罪が適用されると警告
パッキャオとの再戦否定 元5階級制覇のメイウェザー
メイウェザーが朝倉との試合に勝利。パッキャオとの再戦の可能は否定
大衆紙の話題
メイウェザー選手がビジネスのためマニラ入り
ボクシングの生きる伝説フロイド・メイウェザーがアンバサダーを務めるマルチレベルマーケティングビジネスのため27日夜、マニラに到着した。メイウェザーは2019年5月8日にも同ビジネスでマニラを訪れており、今回が2度目の来比。45歳になるメイウェザーは東京で行われたエキシビションマッチで日本人格闘家朝倉未来に勝利した後、プライベートジェットで入国。ニュースインタビューに「この国が大好きだ。素晴らしい人々、気候も好きだ。戻ってこれて嬉しい」と答えた。(28日・マニラブリテン)