こころの声~神様からのプレゼント~

こころサポートHappy♡『ここはぴ』 片原典子(福岡)

ストローク経済

2023-07-28 | blog
心理ミニ講座の第2回目は『ストローク(心の栄養)』でした

エリック・バーンは『人は何のために生きるか、それはストロークをもらうためである』と言いました。

ストロークとは「ある人の存在や価値を認めるための言動や働き」
つまり、人から人へのやり取り・関わりの全てのこと。

ストロークには
言語的ストローク非言語的ストロークがあり、それぞれにが存在します

プラスのストローク(もらうと心地良い気持ちになるもの)
ほめる、励ます、挨拶する、共感する、微笑む、撫でる、抱きしめる など

マイナスのストローク(もらうと嫌な気持ちになるもの)
叩く、蹴る、にらむ、悪口を言う、叱る、責める、馬鹿にする など

ほかに
条件付けストローク(+)
・挨拶が出来てえらいね
・100点とったらお小遣いあげよう

条件付けストローク(-)
・勉強しない子は嫌いよ
・仕事が出来ないとあなたを認めない

無条件のストローク(+)
・あなたがいてくれるだけで幸せ
・おはよう、おかえり など

無条件のストローク(-)
・あなたは何のいいところも無い
・お前なんか生まれてこなきゃよかった

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ストローク経済といって、ストロークには貯金の法則があるため、
+をもらうとプラスの貯金
-をもらうとマイナスの貯金
になります


しかし
もちろんプラスのストロークが増えたら良いけれど、貯まらない原因があるわけです。

与えてはいけない : その服似合ってるね、その髪型素敵ね、など思っていても言わない

要求してはいけない : 一生懸命作ったの、美味しいでしょ? と聞きたいけど言わない

受け取ってはいけない : 「あなたのおかげよ、ありがとう」と言われても、「いえいえ、そんなことないです」と受け取らない

拒否してはいけない : 飲み会に誘われて行きなくないな〜と思っても断ってはいけない

自分にストロークしない : 自分のことを自分で褒めることをしてはいけない


なので
ストロークを貯めるためには逆をすると貯まっていきます

与えましょう

要求しましょう

受け取りましょう

嫌なストロークは拒否しましょう

自分にストロークしましょう

▶プラスが貯まっていると人にもプラスのストロークを発することができます
▶マイナスのストロークが貯まっていると人にもマイナスのストロークを発しやすくなります

プラスのストロークを多く貯金できると、安心する力が増し生きていく力にもなりますし、自分の窮地に自分の足で立ち上がれるようになるといいます

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それから
ノンストローク(ストロークがないこと)について説明します。

ちょっとイメージしてみてください。
学校に行って誰も声をかけてくれないとか、職場で挨拶しても誰も返してこないとか、そんな状況にいるとしたら辛いですよね

ノンストロークって辛いです。

プラスのストロークが良いけれど、無視されたり仲間はずれにされるぐらいなら、叱られてもいいから悪さをしてマイナスのストロークでも求めようとします。

だってストロークがないのは辛いから

子どもが悪さしてるように見えるときは、プラスのストロークが足りてないサイン。
「プラスのストロークちょうだい」って言ってるのかもしれません


子どもの成長には、食事からの栄養だけでは育ちません。
親からの愛情や、肌に触れて抱きしめたりすることがいかに大切かということ、つまり心の栄養(ストローク)がとても大切なのです


「何が出来ようが出来まいがあなたが大好きだよ」

この無条件のプラスのストロークをお子さんに伝えてあげてくださいね


もっと詳しく学びたい方へ
心理カウンセリング力養成基礎講座テキストより