映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

2532-福崎駅のカッパ~

2020年01月16日 | 30秒の心象風景
妖怪で町おこし。兵庫県の福崎町は民俗学者として知られる柳田國男の生誕地で、町では彼にちなんだ妖怪で町おこしを進めている。きっかけは柳田國男の生家を移築保存している辻川山を、観光客が訪れる公園として整備したことだろう。そのとき、公園内の小さな沼からカッパが出るということがマスコミに取り上げられ、妖怪コンテストまで始まった。いまでは、妖怪の立ち並ぶ公園になっている。ネットワークが発達した現在、そこは面白い画像が撮れる場所として人気が出ている。そして町では有志を募って、町内のあちこちに様々な妖怪を出現させてきた。福崎駅前では観光案内として妖怪マップなるものも配られている。再開発が進みこれまでとは全く異なる広々とした駅前には、都会的な構造物の中で水中を移動するカッパの妖怪が現れた。一定時間間隔で水底から姿を現してはまた潜っていくという。妖怪の雰囲気を持ったガジロウ(カッパの名前)である。

30秒の心象風景15504・二度目の登場~福崎駅カッパ~
https://youtu.be/6ANHKkQUOPo
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2531-享保の燈籠 | トップ | 2533-狛犬の雌雄 »
最新の画像もっと見る

30秒の心象風景」カテゴリの最新記事