と、寒い地域の春を歌った千昌夫さんの「北国の春」
実は北国…東北を歌ったものではなく、長野県らしい。
作詞者のいではくさんは長野県南牧村の出身で、故郷の情景を歌にしたとのことです。
曲名が「故郷の春」だったら誤解が無かったでしょうが、「北国の春」では東北を連想しますよね。
そして、我が家の玄関先に生えている木…
てっきり「北国の春」に出てくるコブシの木かと思い込んでいました。
コブシは花が開きますし、それも一気に開花するはずなのですが、ずっと蕾でおかしいと思っていたら、花弁の枚数が9枚あり、コレはハクモクレンでしたね。
コブシは花弁が6枚ですから。
かつて平家の落ち武者が山へ逃げ込み身を潜めていたところ、ある朝外を見れば、遠くの山に源氏の白旗が多数翻っており、最早これまでと落人達は自刃。
しかしながら、源氏の白旗と思っていたものはコブシの花だったという悲話もあります。
大きい花だし、木にたくさん咲くので、とても目立ちますからね。
緊張状態にあると、敵を過大評価したり過小評価したり、幻を本物と思い込んだりと、適切な判断が出来なくなるものです。
だから平常心でいられる人が、最も心が強い人だと思っていますし、自分もそうでありたいと、日々鍛えているわけです。
ちょうど昨日、会社に生えている桜も開花しました。
これから春本番です。
むやみに人混みに行かず、手洗いうがいをこまめにしつつも、あまり緊張し過ぎて、いわゆるコロナ疲れ状態になってしまうと、ストレスによって免疫が下がり、感染しやすくなることでしょう。
長期戦になることが大いに予想されるので、ずっと気を張っていることは、むしろマズいと個人的には思います。
明日は我が身という言葉もあるので、出歩かないに越したことはないですが、バランスが大事だと思っています。
まあ、東京のようになってしまったら、我慢してでも外出してはいけないでしょうし、長野県も感染者が徐々に増えているので、時間の問題でしょうが。
敵の勢力は正しく掌握して正しく対処。
戦闘時の基本を守りつつ、適度に春を楽しみたいものです。