ある日、カナダで暮らす双子の姉弟ジャンヌとシモンの母親ナワルが永眠する。
後日、長年彼女を秘書として雇っていた公証人により、母の遺言が読み上げられる。
その内容は、所在がわからない自分たちの父と兄に手紙を渡してほしいというもので……。
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重い内容でした。
世界のどこかでは常に「争い」があることは知っていても
その現状を目の当たりにすることはなく、実感を伴はない。
過去に大戦を経験している日本だけれど
平和な暮らしをおくれている。
あぁ、自分は、世界を知らなすぎる。
母親ナワルのように過酷で悲惨な救いのない出来事を
世界のどこかで、誰かが、経験しているのだ、、、
耐えがたい真実を知った双子。
なんて、重い映画を観てしまったんだろう。
胸、締め付けられて、えぐられた気分。
だけど、、、。
知らないことを知らしめてくれる映画は。
やっぱり、凄いパワーを持っているんですね、、、。