お茶のデモンストレーションで舞台に上がるということで、他の方と相談の結果、一月に着た小紋になりました。会場が椿の盛りということで帯は母から譲り受けた椿の意匠のもの、帯揚は先日初釜のお土産にいただいた赤の縮緬、帯締はちょっと引いて薄い桃色を選びました。
私の実年齢をご存知の方にはちょっと過激な色合わせでしょうけれど、この乾いた砂漠気候の土地では燦燦と降り注ぐ陽光に映える鮮やかな配色。イギリスに暮らしたことのある母から、外国の方にとって日本の色とは赤と黒よ、といわれたこともあって、今日の観客はアメリカ人でもある、と思い切りました。画家の三橋節子さんが「水蒸気の国」と評した日本、特に京都では怯むでしょうね。異国ならではの取り合わせです。なお、黒い帯に薄い色の帯締は京都の先生がよくなさるので、いつか真似したい、と思っていたのを実現しました。
私の実年齢をご存知の方にはちょっと過激な色合わせでしょうけれど、この乾いた砂漠気候の土地では燦燦と降り注ぐ陽光に映える鮮やかな配色。イギリスに暮らしたことのある母から、外国の方にとって日本の色とは赤と黒よ、といわれたこともあって、今日の観客はアメリカ人でもある、と思い切りました。画家の三橋節子さんが「水蒸気の国」と評した日本、特に京都では怯むでしょうね。異国ならではの取り合わせです。なお、黒い帯に薄い色の帯締は京都の先生がよくなさるので、いつか真似したい、と思っていたのを実現しました。