ロサンゼルスで、着物暮らし

太陽燦燦のロサンゼルス近郊で接する和なあれこれ。
LAに帰って来ました。肌寒い日が続いています。

利休忌の着物

2006年03月19日 | あわせ
利休忌に参りました。できるだけ地味なつくりで来るように、と先生からお言葉があったので、社中の方にも相談した結果こういうことになりました。地味目、金糸の入った帯を避ける、となると染めの北川のこの塩瀬。もう何度目の登場になるでしょう。帯締も地味に地味にと若葉色にはした色が混ざったものとしました。
いざ参りますと、教授クラスの先生方はやはり色無地に黒や灰色、抑えた色目の帯、という感じで、一番偉い先生は地味目の組み合わせに黒の帯締をなさっていました。いらした方々は春らしい色目の小紋なども見え結構さまざま。
帰ってからお家元のホームページを拝見しますと、利休忌に当たられる方々、特にお家元など血の繋がっておられる方々はきちんと回向の装いをなさっているようにお見受けし、その後の茶会に参加する方々はそれこそいろいろ。にしましても、来年のために黒地の袋帯を日本から取り寄せよう、と強く思ったことでした。