あすにゃん日記

500字程度のエッセイを書きます。

精霊の守り人 01 皇子救出

2019-04-07 06:00:00 | 守り人シリーズ

 のっけから、三十になるおばさんバルサの冒険活劇がはじまります。季節は秋でしょう。紅葉という言葉が出てくるところをみると、少なくとも南半球をモチーフにしたファンタジーじゃないことぐらいは見当がつきます。

 冒頭から「バルサの運命を変えた」事件が起き、このストーリーがアクション中心であることを覗わせます。

 牛車だとか土下座とかいう言葉から、西洋のファンタジーじゃないことは明らかですし、いったいこのファンタジーはなんだろう、というのが最初のわたしの感想でした。


 短い言葉で、どんどん話が進んでいく。たたみかけるような展開。
 命を落としかけた皇子を救おうとしたバルサは、水のなかでふしぎな体験をします。
 
 最初読んだときは、とまどってしまったのですが、辛抱強く最後まで読んでみて、この体験の意味がよく分かりました。

 そして、話の伏線の張り方というものに、感心したものです。

 ちょっと、オタクだけどね(笑)
 さて、短槍づかいのバルサが、この後どうなっていくのか。
 皇子はどうなるのか。
 日本初、ハイファンタジーの傑作! 東南アジア風の舞台で活躍するバルサの物語が、いま、はじまります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿