檄文!!サッカー

熱くなり、何より愛すべきサッカーについて書きます。
その過程で得られた市民意識を元に、世情についても論述中。

愛しい時間とはどういう意味ですか?

2008年01月29日 17時13分18秒 | 常識+教育
「愛しい時間」でググってみた


今日、bayfmで17:00 近くに加藤ミリヤEyes on youの曲がかかった。

この日、同局で午前中にかかっていた広瀬香美や、aikoに比べてなんですか。

この音楽だけ先行の、詩に魂の籠(こも)ってない歌は。

全く、心に響いてこないです。


こういう情緒をかき消して、その場のノリだけという詩。


嫌悪します。


だいたい、「涙あふれそう」とか言わないですから。


どんだけ振り向いて欲しいのだ、どんだけ涙を武器にしたいんですか。


「涙きそう」


とは言いますけど、これはこらえているけど、もしくは自然と涙が出ちゃうという使われ方。


男共は女性の涙に対して、男同士ではこの様に述べて振り返ります。

「泣かしちゃってさ、泣いちゃってさ、涙流してさ、泣きやがってさ、泣かれちゃってさ。」


男が泣いた場合、


「俺も涙ガマンできなくてさ、俺も泣いちゃってさ、俺まで涙出てきてさ、なんか涙出て来てさ、涙きてさ。」


私も男なので、男の気持ちというのは理解しています。


男は女の涙に、かなり警戒します。


ビビります。


「すっ」

と、ハンカチでも差し出せる男には軽くみんなジェラシーしたりする訳です。


もしくは、「キザだよな」等と陰口もしたりします。


一番多いのは、「格好つけやがって」でしょうね。


だいたいの男は、女の涙には頭が真っ白になるか、途方に暮れるかですよ。


詐欺師とか人の弱みに付け込む輩は、そういう所に喰い付いて来るんでしょうがね。



これを現代の街中の恋愛として捉えた場合、どう受け止められるでしょう。


ただでさえ、重いだとか言って濃厚な人間関係を避ける傾向にある若い男性に女の涙は刺激的すぎるのではないでしょうか。


ですから「涙あふれそう」という表現は、ナルシストな自己描写にしか映らない訳です。


「涙あふれてきやがった、涙出てきた」

こちらが、日常使われる表現ですね。


ちょっと可愛らしく言っても、


「涙あふれてきちゃった」


と、一しきり泣いた後の照れ隠しとかに言う物です。


男で

「涙あふれてきちゃった」


とか言ったとするなら、「涙腺緩すぎだろ、ジジくせー」


「御前、すぐ泣くなー」


「これって、泣く程の事か?」


等と、否定されます。


それか、豪快に笑われますね。


男の涙はツッコミの対象になるのに対して、女の涙は放送における「血」の存在みたい
なもんです。


男の涙は、「絵の具やケチャップで模したと分かる様な、そんな使われ方の血ですかね。」




さてさて、話がタイトルからだいぶ飛んでました。




ここで歌われる「愛しい時間」っていうのを、解釈しました。

振り返ってみて初めて、「あの時は良かった」と思える時間という意味なのでしょう。


問題なのは歌われているのは、下記の形です。

「You're my everything 甘くて愛しい時間を過ごしていくでしょう forever 」


foreverを出して置きながら、観測ですか?

foreverを出して置きながら、推測ですか?

甘くて愛しいだとか、修飾語を「時間」に対して使う事からして既に過去を振り返っている訳ですよ。


つまりこれは、美しい記憶は永遠だって言っているのだと断言出来ます。


しかし、この歌詞は最初に記憶であると断言しておきながら、現在進行形で語りが綴られています。


何かこれは、若けの至りを

「そういう頃だったのよ。」


「若かったから。」

などと、振り返る形なんです。


何が常識かって?


思い出に浸る様になったら、人間御終いって事ですよ。


今に、全てを賭ける訳ですから。


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