カレン・ロバート - Wikipedia、高評価って凄いですよ。
磐田から熊本に来たのが、2010年7月21日。
それから、3週間程後の8月14日の、千葉-熊本戦 (千葉H.P.試合結果)を観戦しました。
とてもオランダで高評価に値する、プレーを披露出来ていたとは言えません。
はっきり言って、J1のクラブはどこもカレンのコンディションを見極めた上で獲得をスルーした。
そういった経緯で、熊本への入団が決まったのだと思いました。
カレンは柏のJr.ユース出身で、小中と柏の下部組織に所属していました。
熊本のGMである池谷友良 - Wikipedia が、声をかけたのかもしれません。
同じく磐田から、移籍した太田吉彰 - Wikipedia
の様に、サッカー浪人しなくて済んだのは良かったと思います。
太田の場合は半年間のブランクから、サッカー勘を取り戻す迄に……。
個人的には、ブランク以上の時間がかかってしまったと思います。
やはり、彼の様な動きの質で勝負する選手が……。
ボールを使って、ゲームに参加する形の練習が出来なくなってしまうのは致命的だったと言えるでしょう。
この様なケースは、無能な代理人を信用したが故に起こったのです。
カレンの様に、組織の繋がりの方が選手の身を案じてくれると言えるでしょう。
カレンが、高評価を得た理由は何なのでしょう。
2011年1月14日に、吉田麻也の所属する VVVフェンロー - Wikipediaへ、移籍が決まりました。
エールディヴィジの最終節、第34節は5月15日に行われました。
僅か、4ヵ月で信頼を掴み取った事。
15試合2得点という数字以上の活躍があったのでしょう。
まさしく、オランダという国の水に合ったのだと言えます。
2010年7月~12月上旬迄は、熊本で 高木琢也 - Wikipedia監督から前線からの守備。
また、カウンターの指導を徹底して受けました。
それらの戦術的練習が、下位に沈むVVVフェンロー で役に立ったと言えるでしょう。
またエールディヴィジには、ウイングかそれに近いサイドMFが居ます。
そして、バックラインのマーキングはJリーグより緩い……。
カレンの場合はミドルシュートも持っているので、なおさらやりやすい環境と言えます。
Jリーグでキャリアを積んで、スピードを生かしたプレー以外にも……。
ポストプレー等も身に付けた事が、高評価に繋がっているのかもしれません。
海外でそこそこ試合に出ると、10万ユーロ~20万ユーロは年棒として支払われます。
日本人の場合、日本企業のスポンサーも付けばさらにボーナスも出るかもしれません。
J2で燻っている選手は、海外を意識して……。
オフシーズン等に、練習参加や施設見学をクラブに打診してみる事も良いでしょう。
違ったサッカーや環境への順応を、自己評価する機会はステップアップに必要なのかもしれません。
J2でレギュラーが張れていない選手でも、海外でプレーする実力や下地はあると思いますよ。
またJ2のクラブも海外と提携関係を結ぶ等して、積極的に交流を図る事も必要であると言えます。
J1のクラブだけを相手に、所属選手の違約金(移籍金)を得るやり方。
それではもう、クラブの経営が回らなくなってきた事は明白なのですからね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます