_全くテレビ観戦しない私にとって、もっぱら文字情報が頼りな訳ですが……。
90分戦えないコンディションで、ミランのユニフォームに身を包むのはリスクが高いです。
ただでさえ緊縮財政なのですから、バリバリ活躍してくれないと困る。
そんな台所事情のあるチームには、ベストコンディションに整えてから!
それにCSKAならば身体面でのサポートや、チームメイトの理解があります。
さらに、クラブが宝石の様に彼を大事に守っている。
_これがミランに移籍したとなると、環境が全く激変するのです。
彼が体調を崩す前や、怪我が完治した時点であったならば良かったのかもしれません。
しかし彼のポフォーマンスでは、ミラニスタから支持を完全に取り付ける迄は至らない。
さらに冬季はロシアの様に休む訳でも無く、凍結したピッチで試合をする事もしばしば……。
ブラジルW杯を考えると、余計なプレッシャーは彼の精神を蝕む危険性も孕んでいます。
だからこそ、ベストコンディションが整うまでCSKAで伸び伸びプレーした方が良いと思うのです。
_文字情報から得たイメージ像しか持っていないので、現実はもっとポジティブな要素もあるのかもしれない。
問題なのは、彼の周りの人間達が胡散臭すぎる事。
彼の人間的魅力すら、周囲の影響でくすんで見えるのが本心です。
彼はどこかでシガラミを断ち切って、スター選手としての自己を確立する必要があった。
しかし、彼にはそれが出来なかった。
_東海道一の弓取りと称された徳川家康は、豊臣秀吉の命により関東移封を余儀なくされた。
その時に土着の家臣団を無理に連れて行かず、新天地で新たな家臣団の形成を選んだ。
彼もこの故事に習って、『移籍では俺がボス』と言っているのだから……。
これからは周囲に惑わされず、築き上げた友情を大切にしながら……。
新天地を選ぶ為に、時間を費やした方が良いだろう。
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