檄文!!サッカー

熱くなり、何より愛すべきサッカーについて書きます。
その過程で得られた市民意識を元に、世情についても論述中。

高原直泰に初メールしてきました 2007/6/26送信

2007年06月26日 16時28分48秒 | 欧州サッカー(イタリアを除く)
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今月の頭の1日、2日に箱根宮ノ下に旅行に行ってきました。

写真展の店先のガラスケースで、「高原とやべっち」を発見。

今あらためて、頭の中で思い返すと「渡辺謙」が頭に浮かんだ。

同じ病魔を乗り越えて、第一線に輝きを増して戻ってきた日本人なんだな。

今、書いててそう思った。

残念ながら、生の試合でお前を見たのは2004年の12月16日。

今のお前は、TVでしか見れなかった。

ただショーケースの写真に写ったお前を見て、人間性が写真に出ていて強く記憶に残った。

「体の状態が上向いてきた。勝てなかったけど、成果のあるゲームだった」と試合後に語ったのが、ドイツとの親善試合。

W杯前の実力試しであったが、高原としてはこの試合がピークだった。

高原を思い返して出てくるシーンは、途中出場で挙げたサンガ戦のゴール。

あれは技術とか、プレーの幅とかそういう物差しじゃ計れない力でお前は動いてた。

野生というか、呼び込むだけの気迫があった。

あれを観て、日本にストライカーらしい選手も居るのかと初めて思った。

決して荒々しくなく、それでいてスマートだったと思う。

お前にしても、伸二にしても。

若い頃の方が、サッカー選手らしいプレーをしていた。

気持ちが素直な分、チームプレーをいとわないし、プレーの選択に迷いが無かったな。

ヤナギにも、鹿島のオフィシャルからメールしてさ。

クローセとのインタビューの話を紹介したんだけど、それを読んでかなのか。

4月14日の横浜FCと、21日の清水戦でゴール決めたんだよね。

けど、調子いい時には怪我しやすいもの。

また怪我で、休む事になってしまった。

お前も人事だと思わないで、調子がいい時ほど気を抜くな。

相手を刺すくらいの、闘争心で挑めよ。

ハンブルガーの試合も、1試合のうち20分くらいだけ今年に入ってみたんだけど。

無駄に動きすぎて、攻撃のビルドアップにもフィニッシュにも絡みきれてなかった。

まず動きをシャープにするにはさ、足運びと重心の持ち方を工夫しないとな。

一番大事なのは、ポジショニングと短いダッシュ力だろ。

お前の走る距離を、2/3にしてもっとセンター寄りでプレーした方がいい。

ただ距離が2/3になるのは、動きの質が100%になってから。

お前の場合、動きの質はまだ30%くらいだ。

Jの初ゴールの時で、50%くらいかな。

なにが足りないかは、間合いだね。

お前は、間合いで勝負出来てない。

俺がよく観てる選手で、間合いで勝負出来てるのは長谷部だね。

抜群の距離感を、いい時は発揮してる。

坪井の対応の上手さも、間合いで勝負出来てるからなんだぜ。

今お前に必要なのは、スキラッチのプレービデオでも磐田から取り寄せて見入る事じゃないか?

あいつは、簡単なプレーで相手を切り倒してシュートまでいけてたろ。

あの域まで達しろとか、マネしろとか言わない。

ただ、お前が避けて通ってきた道だから。

じっくり、眺めてみろ。

あと走る質だけど、本気で長距離を走ってボールを追うのは1試合に多くて3回くらいでいいと思うんだ。

あとはポジショニングと、スピードの緩急で距離はごまかせる。

お前は疲れがプレーに影響するタイプで、体質なんだ。

その限界に、今はチャレンジしてるんだと思う。

けど、それだけじゃサッカーは長続きしない。

俺のは素人のアドバイスだけど、参考になればいいと思う。

なにより、ターンしてゴールを狙える位置。

それは、サイドや中盤じゃないんだからさ。

ボールを持ち込んでも、そこまで打開出来ない訳だし。

相手の裏をかいたり、頭使ってボール受ける方がお前には向いてる。

中山とのツートップは、動きの質が70%くらい出てる時は出ていたと思う。

周りに生かされるのがオマエなんだから、常にゴールエリアでスマートに仕事に徹するべきだな。

まぁ、チームに求められる仕事もある訳だけど。

そこは、ピッチでの会話や自分のワンプレーで皆に伝えていけばいいだろう。


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