檄文!!サッカー

熱くなり、何より愛すべきサッカーについて書きます。
その過程で得られた市民意識を元に、世情についても論述中。

柏レイソルに激震!! スクランブル体制

2008年03月28日 00時32分07秒 | Jリーグ+日本代表+アジア
*この話は、フィクションです。*



相次ぐ怪我人、止まらない不出場選手。石崎信弘監督は悩み、そして憔悴しきっていた。

「なぜじゃ」

「なんでワシはツイテおらんのじゃ」

「DFラインの枚数、どう考えても足りん」

「補強が必要だが、それぞれのチームでセンターバックが余ってるのは川崎Fくらいなもんじゃ・・・」

「それに今年は、G大阪から井川も完全復帰した」

「昔のよしみで、頭下げてセンターバックを一人借りて来ようかのう・・・・・」

「いやいや、DFは特に経験値がモノを言う」

「チームの守りのリズムは、それぞれのチームで微妙に異なるもんじゃ」

「川崎Fで試合に出れていない、試合勘が戻っていない」

「そんな選手を連れてきて、すぐにピッチに立たせて結果を求めていいのじゅろうか」

「第一その選手が来るとも限らないんじゃ、獲らぬタヌキの皮算用はしておられん」

「試合は、迫ってるんじゃ」

「今となっては、川崎Fへ頭を下げに行く時間すら惜しい」

「それに、新しく選手を取ってきた所で、簡単には機能せんじゃろうて……」

「またはユース上がりを、思い切って起用する案もあるじゃろう」

「だいたいにして、身体が出来てないもんじゃし……」

「例え、身体が出来てたってのぅ」

「J1のスピードと、個人技の対応には時間がかかるじゃろ」

「うちは外国人枠も余っておらんからなぁ、C契約で獲れる選手に限られる」

「そうなると、若い選手じゃけん」

「ユースと、天秤にかけるくらいが関の山じゃ」

「やはり、DFは経験のある選手に任せたいのぅ」

「それは、外国人を急に連れてきても同じ事が言えるじゃろう」

「チームの守りのリズムを知り、J1でのプレー経験があり、経験値の高い選手・・・・・」

「そうじゃ!!」

なんと、石崎信弘監督、古邊考功コーチ、石川健太郎コーチの3人がDFとして選手登録される事になりました。

「ワシもまだ49歳じゃけん、古邊が37、石川は39じゃし負けんよ」

「かつては、名古屋でディド・ハーフナーGKコーチ(現名古屋コーチ、今年から横浜Fマリノス→流通経済大学コーチを経て復帰)」

「サンフレッチェ広島で、松田浩コーチ(現神戸監督)」

「そして今年、磐田で佐藤洋平(36歳)が現役復帰しました」

「ワシらも、まだまだ負けてらんのです」

そう言い切った石崎監督の顔は、真剣そのもので……。

瞳は、真っ直ぐであった。


*この話は、フィクションです。*


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