前半は淡々と展開し、少しつまらないなあと感じた。
イタリアは攻めていたが決め手を欠き、トルコはガチガチに守った。
確かに実況はイタリアの変化を言っていた。
その通りでイタリアはかつての守りを優先する手法からは
かなり遠ざかり、行く時はいくという試合の進め方をとっていた。
前半はイタリアにチャンスがあるものの
シュートは決まらなかった。
トルコの守備がまさった感もある。
しかし後半試合が動いた。
インモービレやバレッラ、キエッリーニの上がりがきいて
シュートが出始めた。
1点はオウンゴールだった。
2点目、3点目も鮮やかに決まった。
トルコはなすすべがない。
後半終盤にトルコも攻め上がったがもはや遅し。
0-3でイタリアが勝った。
イタリアは印象がガラリと変わった。
よく言えば試合巧者になった感もある。
きれこむ攻め方は目を見張るものがあり、
攻める選手はイキイキとピッチを駆けていた。
トルコの1勝目はおあずけとなった。
ローマの歓声が耳に響いた。