見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
名犬バックの冒険物語でした。
あからさまに「人間から見たかわいい犬」って感じのCGもりもりだったけど、原作小説からしてそういった、ある種の擬人化的な側面があるみたいですね。
それでも俺はバックがかわいくてかっこよくて好きです。
というかバック思ったよりもデカくてびびった。屋敷のなかどっすんどっすんしながらダッシュしてるのほんとやんちゃ。
あと、伏せた状態で目線だけ上向くあの表情好き。大好き。
あーけむくじゃらをモフモフしたい衝動に駆られる。
ソーントンがバックに「暗くなる前に戻れよ、この辺りは危険だ」って言ってるところで「ああ、思い描いた息子との会話もこんな風なのかな」なんて思ってたら涙出てきた。
あとは、舞台がアラスカの辺境の地だったので、一面真っ白な雪原や、所々岩肌の見える荒れた雪山、雪解けの緑が映える山間部などなど、自然風景がとても綺麗でした。
個人的一押しは、雪山からの雪崩を本能に任せて駆け抜けた洞窟のシーン。
雪崩に巻き込まれるハラハラドキドキと、バックの力んだ表情の雄雄しさ、洞窟内のひんやりとした空気感と駆け抜ける犬ソリの疾走感と、鳥肌が立ちました。
こういうアトラクション作って欲しいって思った。
原作でも、あの狼たちの群れとソーントンの間をいったりきたりしていたけど、ソーントンが亡くなるまでは野生に帰ることはなかったらしく、映画でも最後を看取ってから群れの長になっていくバックの忠誠心というか思いやりが素敵でした。
最後に焼け落ちた民家を一瞥して走り去っていくバックにもウルっと。
ダン・スティーブンスの悪役はまりすぎ。
パンフレットなかったのが残念。
あーもふもふしたいなー。犬カフェとかないかなー。
柴犬がいいなあー。
追記
キャスト欄にあった「テリーノタリー」。
今回はどの動物役だったんだろう。クマかな?
なんて思っていたらまさかの「バック」。
そりゃ素晴らしいわけだわ。
「猿の惑星」シリーズや「キングコング」、あの「ザ・スクエア」のモンキーマン
「アヴェンジャーズ」シリーズのカル・オブシディアンなどなどのモーションキャプチャーとして知られるテリーノタリー。
この人はモンキーマンくらいしかちゃんと意識してみたことないけど、まじでそのものになりきる、というかそのものになってしまって普通に怖い。
そんな人がバックだったらもう彼がバックだわ。